お墓参りの後、日和山公園へ。




日和山にある家々は特に被害は無さそうでした。



実際は分かりませんが…



日和山公園には、石巻の様子を見ようとする沢山の人が居ました。



日和山公園の横の神社は、



小さい頃に元朝参りで訪れていた場所です。



祖父母の家がある南浜町から神社へ続く階段は、本当にハードで。



小さい頃は父親の背中を追って、頑張って登っていました。



途中で休んでは後ろを振り返り、



背後に広がる街や海の景色を楽しんだものです。




津波の時、その階段は生死を分ける階段になったと、



神主様がテレビでお話されているのを見ました。



今、そこにはブルーシートがかけられ、行き来は出来なくなっています。



日和山公園の、海側の街を展望出来る場所には沢山の献花がされていました。




そして私たちはそこから街を見渡しました。




私の知ってる街じゃない、



灰色でぺしゃんこになった街が広がっていました。




自衛隊のトラックが走っているのが見えます。




聞こえてくるのは瓦礫を撤去する金属的な音だけ。




実際、無くなってしまった街を目の当たりにしているのに、


実感がわきません。


それなのに涙が出そうになります。



何だろう、この気持ち。




心は混乱したまま、


私たちは南浜町の様子を見るため、




山を降りることにしました。