大映倒産後に作られた超駄作!

今見ても、やはりなんだかねぇ……。


似たように過去作の使いまわしで構成された作品と言えば、東宝の「オール怪獣大進撃」がありますが、あれは結構好きなんですよね。


「オール」の方は、シナリオがしっかりしていて、内気で気の弱い男の子の精神的成長の物語がきちんと描かれているし、ゴジラ&ミニラvsカバラのシーンは、ちゃちながらもなんとか見せようと努力の跡は伺える。


が、「宇宙怪獣ガメラ」の方は、物語は取ってつけたようなお話だし、「スターウォーズ」や「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」の人気に乗っかって何とかしようという姑息差が鼻に付いてしまう。

 全体的に合成がやっつけ仕事で、もう少し丁寧にやってくれれば、まだ見れたかな。


音楽の菊池俊輔さんは、流石に上手くまとめているね。倒産前の作品ではギロン、ジャイガー、ジグラと遠国を担当してきた菊池さんながら、その頃とはひと味もふた味も違った曲をぶつけてきていて驚いた。


マッハ文朱、改めて見ると山田邦子に似ているね。w

ここ作品の後、見かけた記憶が無いのだけど、今もお元気なのかな???