この映画、前作も今作も、まるで横田順彌のハチャハチャ小説を読んでいる気分でしたね。


横田順彌と言っても、ご存知の方は少ないと思いますが……SF小説家なんです。国内外のSFを読み漁って、自分が小説を書こうと思うも、思い浮かぶアイデアの全てが「ああ、これは既に誰それが書いている!」となってしまって、全くSF小説が書けなくなってしまった。


そこであれこれ考えて、ダジャレまみれの小説なら他に書いている人がいないと気がついて、全編ギャグまみれのハチャハチャ小説を生み出したという……日本のSF作家会で唯一無二の鬼才の作家さんなんです。


閑話休題


いやはや、次から次へと繰り出されるギャグの数々!とても楽しめました。


大阪人の親玉の人、円熟期の潮健児そんにやらせてみたかったなぁ。今の人もなかなかのハマり役ですけど、ああいうキャラをやらせたら、潮健児さんが1番ですな。


エンディングテーマにはなわを起用して、埼玉の歌を歌わせる。このクソダサいセンスも、この映画だとアリに思えるのがまた不思議。


Part2ものってコケることが多いと思うのですが、この作品は1作目を超えているかもね♩