ジュリーの歌の中で、「LOVE 抱きしめたい」はかなり好きな歌でした。堯之さんの見せ場が少ない曲なんですが、歌詞がね、大好きなんです。
家庭のある女性を愛してしまった男。
でも、あなたは帰る家がある。優しく包む人がいる。指輪外して愛し合う、あるいは顔をそむけて生きていく、そんな不幸な女とは呼ばせたくない。だからさよなら・・・さよなら・・・さよなら・・・さよなら~~~
この歌に出会ったのは中学生の時でしたが、ここに歌われる男性に”漢”を見たのですね。かっこいい生き様だと思いました。間違ってもゲス不倫になんか走らない。そういう男ですよね。
子の世界観が、その後の私の恋愛観に、かなり色濃く影響を及ぼしたものです。
逆にジュリーの歌で、どうしても受け入れる事が出来ない歌があります。それは「ウインクでさよなら」
木の歌に初めて触れたのはまだ小学生。
子供心に、あなたと出会ったときめきがこの頃色あせて、塗り替えなくてはいけないと思っただけなんだって、なんていい加減な奴なんだと、この歌に歌われている男を軽蔑してしまったんですよね。
ジュリーの歌声は素敵。
メロディーも素敵。
リズムのテンポもいいし、歌詞以外は嫌いになる要素はないんです。
でも、あの歌詞だけは駄目。
未だに駄目。
あと・・・ジュリーのボンバーヘッドもちょっと嫌だったかな。^^;
なので、今でもA面コレクションを聴く時は、この歌だけすっ飛ばして聴いてしまっています・・・意固地だね、俺も!w