まぁ、期待はしていなかったんですがね。

予想以上にちゃんとした映画になっちゃってつまらん!!!


以下、ネタバレです。















全体に漂う閉塞感は前作の雰囲気そのままながら・・・全てにおいてスケールアップを図ってしまったが為に、前作が持つチープな魅力がなくなってしまいましたね。

微妙に成り立っていた前作の魅力が、今回は一切ない。

全てにおいて派手に、より派手にと言う魂胆が見え隠れしていて、それがかえって邪魔くさい。


ぎゃはははって大笑いではないけれど、くすって笑えるシーンが沢山あったと思うんだけど・・・今回はくすって笑えない。劇場内もしーんとしていたね。なんか、作品ないに入っていけなかったなぁ。


ゼブラクィーンの仲里依紗さん・・・エロい格好してエロく歌を歌って踊るけど・・・あまりエロさが感じられないのは、私が年を取ったからかな?前作でちょっと出てきただけのゼブラクィーンにはかなりドキドキしたのだが、仲里依紗さんにはドキドキ出来なかった。ココリコ田中が劇中で「エロ過ぎる!」を連発していたけど、エロってさ、露出度が高ければエロって訳ではないと思うんだけど・・・そう思うこと自体がすでに爺ぃなのかもしれない。

^^;


あと、成長した浅野さんに会って、記憶を取り戻したのに、浅野さんのお母さん=前作のヒロインのことを全く気にしていないのが残念だ。足が普通に歩けるようになっていることを喜ぶこともない。前作の続きからスタートしているだけに、こういう描写がないのは・・・手抜きじゃないかと思う。


ゼブラーマンとゼブラクィーン、エイリアンを倒すために合体だと言って布団に枕が二つ。

これは18禁的描写か?と思ったら、全然そんな事はなし。布団しいて合体とか言うのなら、釣りバカのパロディーやるとか、いくらでもひねりようはあると思うし、そういうひねりをしないのなら白と黒の合体をロボットアニメばりに徹底的に格好良く演出してその合体過程を見せるとかして欲しかった。なんか、あっさり合体完了しちゃって物足りない。


そして最後のオチには・・・さて・・・クドカンも才能が枯渇しちゃったか???