いや~熱い映画でした。
あっちこっち納得の行かないこともあるけれど、熱さと勢いで押し切ったって感じですね。
ただ、上映枠はどんどん減っていき、入場者数もいまいち・・・かも?
平日の最終上映を渋谷に観に行ったのだけど、観客は10人もいなかった。
これは寂しい・・・。
映画の出来としては、前作を遥かに上回ってますね。
さて、例によってネタバレなので改行です。
ウルトラマンの顔はインチキAタイプではなく、Bタイプ!
これは嬉しかったね。^^
帰ってきたウルトラマン、A、80は弱すぎるなぁ。せっかく団さんや高橋さんが声を当てているのに・・・。
父やゾフィも弱いぞ。彼らにはちょっとがっかりだ。
ヒカリはまぁ、頑張った方だが、USAやパワード、グレートといったアメリカ版ウルトラマンやユリアン、ネオス&21なんかも、ほぼ雑魚扱い。ゼアスはいなかったようだが・・・いなくていいのか?^^;
唯一意地を見せてくれたのがタロウだった。
キッズは・・・いい感じだ。w
生き残ったメビウスとレイを中心にハヤタ&ダンがからんで物語は進む。
ウインダム、ミクラスとともにあのアギラが、サラマンドラ、ドラコ、ベムスター相手に快勝してしまう。彼らはそこまで強くないはずなんだけど・・・でも、久しぶりのアギラに喝采!
ムサシが出てくるのに、コスモスが出てこないのはどういう事だ?いつ出てくるのかとワクワクしてたのに、とうとう出てこないまま終わってしまった。コスモスを出さないのなら、杉浦太陽くんにムサシという役名で登場させないで欲しかった。
ゼロ、強すぎ!
かつてベリアルはキングに一発で倒された。そのベリアルを圧倒できるのだから、キングには及ばないもののゾフィや父よりも遥かに強いウルトラマンとなってしまうじゃないか。こんな存在が許されていいのか?
それに曲がりなりにも「大怪獣バトル」なんだし、レイとベリアル(ウルトラの星のレイオニクス)との宿命の対決というのであれば、ゼロの存在が邪魔に成る。
この映画はゼロに焦点を当てて”ウルトラの星”の物語して語るか、レイを重点的に描いて「大怪獣バトル」の物語の一つに徹した方がより面白くなったような気がする。
いや、このままでも充分面白いのだけど・・・。
ダイナ、フォームチェンジして欲しかったなぁ。
アスカだけがスーパーガッツの隊員服を来て登場しているのに、かえって不自然さを感じてしまったのは私だけだろうか?^^;
ベリアルが操る100体の怪獣の中にエレキングがいた。
そのエレキングの姿を見て、レイは何も感じなかったのが寂しいねぇ。
まぁ、あのエレキングとこのエレキングは別個体なんだろうけど・・・2作目の続編なんだから、そういう演出があった方が良かったのではないかな?
毎度言っていることながら、CGならではのカットを生み出そうとすると、かえって迫力のない画になりかねない。いい加減、そういう部分には気を使って欲しいなぁ。
等々、あれこれ言いながら・・・ウルトラマンとセブン、そしてレオが大活躍の本作、とても気に入っています。流石に3作目なので「ウルトラマンメビウス&ウルトラ6兄弟」の時程のインパクトはなかったけど、演出には新たな、今に即した手法がふんだんに使われていて、新しいウルトラマンたちの魅力を生み出しています。
ウルトラシリーズが好きな人には、ぜひ観ていただきたい作品です。
DVDでは勿体無いですよ♪