1番館での上映が終わってしまうので、昨夜、二度目を観に行ってきました。
どうしてもショーケンの出番でにやけてしまう。
もう、なんでこの人の演技はこんなにも凄いんだろう♪
そして近藤正臣、本田広太郎、松方弘樹らの名演技にもほれぼれ。
小栗・田中・柴本の主役3人の演技のすばらしさも改めて認識。
特に柴本幸さんの演技が、ものすごく良いですね。
余計な台詞がなく、表情、特に目の力できっちり演技をされている。
顔立ちは個人的には好きではないんですが、美しく見えたり、凛々しく見えたり、哀しく見えたり、幽鬼の様に見えたり・・・凄いっす!
小栗君の熱演も素晴らしかったが、前回観た時になんか違和感を感じていたのですが・・・その違和感の正体・・・いつでもどこでも顔が綺麗すぎ。無精ひげ一つ生えないし、ほとんど汚れることもない。たぶん事務所からNGが出たのではないかと思んだけど・・・そういうところもきちんとやってくれたら、違和感を感じないですんだのでしょうね。
そんなことより今回見直して改めて痛感したこと・・・それはシナリオがひどい。
この映画がイマイチ感が漂ってしまうのは、やはりシナリオのせい・・・かな?
市川森一さんの脚本を読んでみたいなぁ。
どこがどう改悪されているのかを読んでみたい。
クランクイン直前まで監督が決まらなかったとか、シナリオも決定稿に至っていなかったとか、そんな状況で演じなくてはいけなかった役者の皆さん・・・それでもこれほどの演技をされたのだから、役者の皆さんに関しては拍手!
美術をはじめとするスタッフの皆さんにも拍手!
監督さんだって直前に決まったのでは、腕の振るいようもなかったでしょう。そんな中できちんとまとめ上げた手腕は素晴らしいのではないでしょうか?
では・・・悪いのは誰?
誰でしょうねぇ・・・。???
(--