この映画の火祭りのシーンで、山の民が


人の命は火と燃やせ  アッセアダホイアセテ サモハイ
虫の命は火に捨てよ  アッセアダホイアセテ サモハイ

と歌うのです。歌詞はいいとして、アッセアダホイアセテサモハイというかけ声は・・・私の世代では昭和37年(私の生まれた年)公開の「キングコング対ゴジラ」に出てくる、ファロ島の原住民の祈りの歌の歌詞なんですね。故伊福部昭さんの名曲です。

高島忠夫が太鼓を叩くシーンが好きでした。


でも、何故この歌詞がここでかけ声として使われているのか?

謎です。


ちょっと検索してみましたら・・・この映画のエキストラをされた方がこのようなお話しをされていました。

火祭りのシーンの際に歌詞カードが配られ

「この掛け声…(アッセ アダホイ、アセテ サモハイ)には…アッセ(イ)…圧政=圧力政治 を アダ…仇(討)で ホイにすれば、アセテ…褪せて サモ…さも=いかにも ハイ…灰になる」


という意味があると説明されたのだとか。

うーん・・・この映画ではそう言う意味も成り立つのでしょうが・・・ファロ島の原住民は、キングコングの圧政に苦しんではいなかったよ?恐怖していたのは確かだけど。^^;

謎です・・・。


ところで、話は唐突に変わりますが・・・映画が始まる前の長い予告編。

いつも「もういいから、早く本編始めてよ!」ってじれったく思うのですが、今回は違いました。

だって・・・インディ・ジョーンズの予告編に、なんとっ!スピルバーグとルーカスが肩を並べて登場するんですよ!あのお二方がそろってスクリーンに登場するだけでも嬉しいのに、日本語で挨拶されたりするんですよ!!

思わず「すげぇーーーっ」って声を上げてしまいましたよ。この予告編を観ることが出来ただけでも、劇場に行った甲斐があったというものです♪

この予告編が収録されるのなら・・・たとえ新作のインディが無茶苦茶つまらない出来だったとしても、DVDを買ってしまうぞ。w