9月から半年間、先生として勤めていた小学校で卒業式があり、私も出席しました。
卒業生ひとりひとりのスピーチ指導をしてきましたが、いよいよ本番。練習ではなかなか大きな声が出なかったけど、大丈夫かな・・・?
ドキドキしながら見ていましたが、最初の一人から見事なスピーチ。もう涙が止まりませんでした。
また、私がうけもつ最後の授業では、3年生が朗読劇とスピーチの発表を見せてくれました。
「先生に教えてもらったことに気をつけてがんばります!」と子どもたち。ここでも嗚咽です。
かわいらしいお手紙や作文、メッセージカードをたくさんもらいました。宝物です。
私は「伝え方」の先生として、いろんな授業を行ってきましたが、子どもたちの吸収力の高さに驚くばかりでした。
そして、できなくても一生懸命挑戦する姿に、はっとさせられました。
大切なのは「伝え方」ではなく、「伝えようとする心」なんだって、改めて気づかせてもらったのです。
大変なことも沢山あったけど、幸せな時間でした。
民間人先生として、日本教育新聞で紹介していただきました。詳しくは記者の方がブログに乗せてくださいました→「紫の風に誘われて」 。
取材されるなんて初めてでしたが、こんな風に形に残る新聞って嬉しいものですね。
ただし、記事には、卒業式の日にハンカチを忘れ、あわてて入ったスーパーには台ふきん(しかも5個パック)しかなく、号泣しながら台ふきんで顔を拭いていたことは書かれていません
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fblog.ameba.jp%2Fimages%2Fclear.gif)