羽田空港で・・・

旅番組で、宮崎に行って来ました。

早朝と言う事で、普段から眠そうなのに、よけい眠そうな目でタクシーに。

「羽田空港の第１ターミナル、お願いします。」

「わかりました。」

と、運転手さんはナビを入れ始めました。

えっ？羽田空港でナビ？

若干の不安を感じながら、ウトウトしているうちに、

どうやら空港に着いたみたいです。

すると運転手さんの、「あれ・・・？」と言う声。

この「あれ・・・？」と言う声は、ずいぶん人を不安にさせます。

案の定、運転手さんの声が続きます。

「第２ターミナルに来ちゃいました。すみません。すぐ第１ターミナルに行きますから。」

この時点では、時間にも心にも余裕があります。

２、３分で着くと思ったからです。

車は、第２ターミナルを出て、第１ターミナルに向かいました。

しかし、走れど走れど第１に着きません。

「こんなに離れていたかなぁ？」

などと考えているうちに、車は、トラックがいっぱい走っている道に。

ちょっとした渋滞にハマってしまいました。

「あれ～、この道絶対違うよなぁ・・・。」

と、不安に思っていると運転手さんが、

「そこを曲がったらすぐですから。」

しかし、「そこ」を曲がったらの「そこ」に渋滞で、なかなか着きません。

ここら辺りで時間の余裕もなくなってきました。

心配したマネージャーからの電話もジャンジャンかかってきます。

やっとの思いで「そこ」の曲がり角。

しかし、曲がったら曲がったで、すぐ着くはずが、

僕が焦っていて時間が長く感じるせいなのか、

本当にすぐじゃなかったのか、なかなか着きません。

またまた、けっこうな時間がかかって、やっと空港に到着。

第２ターミナルを出てから約20分、けっこうなドライブでした。

やっと着いたかぁ、ギリギリ大丈夫かなぁ。

すると、運転手さんが「あれ・・・？」

え～っ、また「あれ・・・？」

運転手さんは続けました。

「すぅみぃませ～ん。１階の到着ロビーに着けちゃいました。

　出発ロビーはこの上の２階です。

　この先、グルッと回ると２階に行きますので、回りましょうか？

　すぐですから。」

すると、またあのトラックの渋滞の道が頭をよぎりました。

僕は即座に、

「いや、結構です。この上が出発ロビーなんですよね？」

と、料金を払って、焦りまくって、２階の待ち合わせの場所の時計台の下へ。

「あれ、いないなぁ。もう行っちゃったのかなぁ、それはないよなぁ。

　うん！？ちょっと待てよ！」

いやな予感がして、近くの職員の人に尋ねました。

「ここ、何ターミナルですか？」

職員さんは

「第２ですけど。」

それが何か？みたいな感じで教えてくれました。

ここ第2だ～～～～！！！

長くなりますので、この続き、明日でもいいですか？