孤独・孤立対策推進法案が成立しました。世界で初めて孤独・孤立対策担当大臣が任命されてから2年が経ち、これまでの対策をより安定的・継続的に実行する体制整備等を盛り込んだ世界初の法律となります。
孤独や孤立に苛まれている方々がスティグマを感じず声を上げやすい環境を整えると共に、孤独や孤立は人生のあらゆる段階で何人にも生じ得るとの認識の下でその予防にも力を入れます。
そのための地方版官民プラットフォームを拡大し、具体的支援につなげる地域協議会も構築します。政府においても担当を内閣府に移管することで具体の施策を充実させると同時に、総理議長の孤独・孤立対策推進本部に司令塔を格上げすることで全府省庁の施策に孤独・孤立対策の視点を取り入れます。
今回の法案は本会議で趣旨説明・質疑を行う所謂〝登壇もの〟に指定されたため、通常の法案よりも質疑が長時間に及びました。その結果、与野党多くの会派に賛成頂けたのも、孤独・孤立対策担当室のスタッフの献身的な仕事ぶりのおかげです。担当大臣として今後は本法の施行の準備に全力を尽くします。