G7男女共同参画担当大臣会合を終え、帰路についています。
 ジェンダー平等に関するダッシュボードを基に、優れたスコアを示している国のベストプラクティスを紹介しあうなど、G7ならではの濃密な議論ができました。また、イランでスカーフのつけ方を巡り拘束され女性が死亡したことを受け、G7声明では女性の権利を守る確固たる決意を示しました。
 岸田政権で重視してきた、男女間の賃金格差の解消、女性起業家への支援、デジタル分野での女性活躍促進などの「女性の経済的自立」は、G7各国の共通した課題であることも認識しました。
 来年日本が初めて開催するG7男女共同参画担当大臣会合に向けて、参加する全ての国、地域や機関の代表者とバイ会談を行うこともできました。ドイツが議長を務めた本年のG7プロセスを継承し更に発展させられるよう、しっかり準備したいと思います。
 現地到着後すぐに歓迎夕食会までの時間を有効に使って、英のStedmanーScott政務次官、EUのDalliコミッショナー、仏のRome大臣やGEAC(ジェンダー平等諮問委員会)のメンバーとバイ会談を行い、来年の日本でのG7のアジェンダ等の意見交換を行いました。
 会議当日も独のPaus大臣、加のIen大臣、伊のBonetti大臣、米のFotovatシニアオフィサーとバイ会談。また、世界各国のフェミニストグループで構成されるWomen7のサイドイベントにも出席し、日本G7への参加を呼びかけました。