自民党デジタル社会推進本部のインナー会合が開催されました。私は、平井卓也本部長の下で牧島かれんデジタル大臣の後任の事務局長を拝命しました。
 これまで同本部は、甘利明前座長の下で政府のデジタル政策を牽引する〝砕氷船〟として機能してきました。この1年間だけでもデジタル庁設置、自治体情報システムの標準化や個人情報保護の見直し等が実現し、行政のデジタル化がかなり進展しました。とはいえ、依然として課題は山積しており、未だ赤子状態のデジタル庁を大きく育てるためにも更なる政治の後押しは不可欠です。
通常は各省庁の党内審査は自民党の各部会が行いますが、デジタル庁関連の予算、法案、重点計画、基本方針については同本部が直接担うことになります。このほか、デジタル臨時行政調査会やデジタル田園都市国家構想についても議論します。
 同本部の新体制には、平将明本部長代理、前担当副大臣の藤井比早之幹事長に、新人の鈴木英敬前三重県知事、尾崎正直前高知県知事、国定前三条市長らが加わり、更に強力な布陣となりました。その中で、私も同期の牧島大臣や小林副大臣の取り組みを支援しながら、「デジタル化で日本を変える」との選挙公約を実行に移すべく全力を尽くしたいと思います。