同時に、後援会の皆様に以下の通りお手紙を配布しております。こちらもお時間があれば、ご覧ください。

 

『青年局長代理を拝命しました』

 日頃より私小倉まさのぶの政治活動に深くご理解ご協力頂いている後援会員の皆様に感謝を申し上げます。

 第99代菅義偉総理大臣が誕生しました。秋は国会議員にとって人事の季節です。大臣に続いて、副大臣、政務官が決定していくと、地域の支援者から「新聞をつぶさに見たけど、小倉君の名前が見つからなかったよ。」と残念がる声を頂戴します。それだけ我が事のように私を応援してくださっているので大変嬉しく感じますが、一方で仮に長らく与党議員で居続けたとしても、大臣、副大臣、政務官などの所謂「政府の仕事」に就くのはごく一部の期間に過ぎません。大部分は(マスコミではあまり報じられませんが)党で仕事をこなしており、国会議員にとって党にいる時にどのような役割を果たし、どれだけ実力をつけるかが大変重要であり、また将来政府で大きな責任を果たす近道になっています。

 党の仕事は、①法案や予算などのあらゆる政策を発案し、また政府案を審議する仕事(政務調査会長、部会長)、②野党と折衝し円滑な議会運営を行い与党として法案や予算の成立を目指す仕事(委員長、理事や国会対策委員長)、③あらゆる活動においてベースとなる組織としての党運営を行う仕事(幹事長、選挙対策委員長、青年局長、女性局長)に大きく分かれます。

 私は、2年前に政府の仕事(総務大臣政務官)を終えた後、金融調査会、消費者問題調査会や行革推進本部の事務局長等を務め、専門性を高めるべく政策を磨いて参りました(上記①の仕事です)。 同時に、総務委員会理事や国会対策委員会副委員長を拝命し、国会の中で野党と対立しながらも接点を見出し、時には協力して法律を通していく議会制民主主義の原点を学びました(上記②の仕事です)。

 そして、今年の秋からは、青年局のNo.2(局長代理)として牧島かれん青年局長を支えることになります(上記③の仕事です)。青年局は若手議員の登竜門であるとともに、青年世代の国会議員と地方議員の濃密な関係構築の場でもあります。たとえば、今から24年前に安倍晋三青年局長と岸田文雄青年部長がタッグを組み活躍しました。牧島局長(最も尊敬できる同期議員の一人です)は史上初の女性の青年局長となりましたが、それが話題にならなくなる位に、男女問わず活躍する自民党の姿を青年局から示していきたいと思います。

 会社の人事がそうであるように、国会議員の人事も外からは表面しか分かりません。副大臣や政務官などの政府の役職に就かなければ足踏みしているように見えるかもしれません。ですが、地味でも与えられた仕事を一生懸命こなすことにより(所謂雑巾掛けと言われるように)着実に仕事の幅も広がり経験も増え成長できていることを実感していますし、上記①、②、③の役割をバランス良く担わせてくれる党の人事には感謝しています。これからも地域のため、日本のため、国際社会のために、貢献できる国会議員を目指し、真摯に、誠実に、政務に精励して参ります。

少し長くなりましたが、そのことをご報告いたしたく文章を認めました。

 今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い致します。