先週の金曜日に自民党町田総支部の役員会に出席し、また今晩は後援会の緊急役員会を開催し、総裁選の経緯(フルスペックの党員投票は見送られたものの、東京を含めほぼ全県で予備選挙を行うに至ったこと)を説明するとともに、私自身は菅義偉官房長官に投票することを報告しました。

なぜ菅長官か。以前の投稿(8月30日)で次の総裁候補に求められる「改革マインド」と「手堅い実務能力」を挙げましたが、私も行革本部の事務局長等でお付き合いしている中で菅長官は双方を兼ね備えていると感じるからです。

 官房長官として、外国人観光客の増加につながったビザ要件等の緩和や集中豪雨に備えるための利水ダムの活用など、これまで実現できなかった規制改革に着手し実現してきました。菅長官の政策集を眺めても、中小企業の生産性向上やデジタル庁の設立など我が国の課題を的確に捉えているだけでなく、実現する道筋も既に具体的に描かれている印象を受けます。残り1年の任期ですから、短期決戦で成果を出していだたくことを期待します。

 大きな枠組みとして、政府の縦割り打破を掲げています。省庁を横串で刺していく指導力は内閣の調整役として7年8か月携わってきた菅長官の得意とするところです。コロナ対応でも省庁の連携不足が特に初動時にボトルネックになりましたし、菅長官にはコロナ終息に向けて陣頭指揮をとってもらいたいと思います。

 青年局としても9日に公開討論会を行います。菅長官だけでなく、他の2人の候補者も人柄・見識ともに立派な方です。総裁選を通じて、自民党も多様で魅力的な指導者がいることを少しでも理解していただけるよう、努力してまいります。