約80万人の人口を抱える政令指定都市でありながら、岐阜県高山市に次ぐ全国二番目の市域を有し中山間地域や豪雪地帯も含む浜松市を訪問いたしました。
昼食をご一緒した鈴木康友市長のもと、行財政改革やベンチャー支援等を推進しています。
今回は全国で初めてコンセッション方式を導入した下水道事業(西遠処理区)を中心に視察しました。浜松市はコンセッション方式の導入により費用を14.4%と節減すると同時に、25億円の運営権譲渡収入を得ることができました。上下水道事業は地方公共団体にとって基幹的な公営企業でありながら近年は人口減少や菅路等インフラの老朽化などにより厳しい経営環境にあります。こうした中、総務省では本年に入り「水道財政のあり方に関する研究会」や「下水道財政のあり方に関する研究会」を立ち上げ上下水道事業の持続可能な運営を検討しているところです。本日頂戴した貴重な現場の声を総務省内の議論に活かしてまいりたいと思います。
(注)コンセッション方式・・・利用料金の徴収を行う公共施設について、施設の所有権を公共主体が有したまま、施設の運営権を民間事業者に設定する方式です。
 
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浜松市役所での意見交換
 
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大原浄水場
 
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西遠浄化センター