平成16年に発生した中越地震の被災地である長岡市(旧山古志村)を訪問しました。当時就任直後の新潟県知事として対応した泉田裕彦代議士にも同行してもらいました。故・長島忠美先生(当時の山古志村長)が全村避難を決断し、仮設住宅で最後まで生活し陣頭指揮をとった話も伺いました。現在は、錦鯉、棚田と山古志牛の街として力強く復興を遂げていました。

続いて、糸魚川市を訪問しました。昨年12月の大規模火災では、幸い犠牲者は出なかったものの147棟、約4万㎡が焼失しました。発災の直後に、国が火災では初めて(風害として)被災者生活再建支援法の自然災害に指定したこともあり、市道の拡幅、延焼防止緩衝帯の設置やにぎわい広場の造成など復旧・復興も着実に前進しておりました。糸魚川市からは県境を跨いだ消防の応援協定の推進など幾つか総務省にも要望を賜りました。

 

川が地震の土砂崩れで堰き止められ、集落が丸ごと水没してしまいました。そのうちの2軒が震災遺構として保存されています。
 
水没集落前にあるコミュニティスペース。泉田代議士は未だ「知事さん」と呼ばれ地元の方からも大人気でした。
 
被災地を視察。この日も日本海からの季節風が強風でした。
 
糸魚川市の方々との意見交換。