国際情勢の中で、緊迫した朝鮮半島とともに、私が気になるのは大統領選挙後のケニアです。現職のケニヤッタ候補が勝利したとの報道がなされていますが、対抗馬のオディンガ候補が選挙に不正があったとして争う姿勢を見せています。すでに犠牲者も出ているようです。ケニアは政治に部族間の争いが絡むので複雑です。前々回の選挙でも1000人以上が犠牲となりました。昨年はTICAD Ⅵがナイロビで行われ、日本からの投資も増えてきました。経済の発展に今回の騒動が水を差さないと良いのですが。それとともに、先月のケニア視察でお世話になった方々も含め、現地邦人の安全確保に政府は全力を尽くしてもらいたいと思います。