今朝は今回から事務局長を務めることになった国際保健医療戦略特命委員会に出席しました。
 国際保健医療戦略特命委員会は、エボラ出血熱など国際的に脅威となる感染症の対策を進めるための政策を議論する委員会です。12月16日には国際会議「新たな開発目標の時代とユニバーサル・ヘルス・カバレッジ:強靭で持続可能な保険システムの構築を目指して」(UHC会議)が東京で開催されます。また、来年5月には伊勢・志摩サミットが開催されます。これらの国際会議を契機として国際保健の分野で大きな役割を果たすべく、「国際保健に係る対策の推進に関する決議」を採択いたしました。
 エボラ出血熱の感染疑い例が町田市内で見つかるなど、感染症は決して私たちと無関係ではありません。また、国内のみに対策をほどこしても世界的なパンデミックが発生すれば、日本もその被害(経済活動などの2次的被害含め)から免れることはできません。今後も日本の保健技術を活用して国際社会に積極的に貢献し、議論をリードしていけるよう国内の体制整備を進めて参ります。