奴だけは叡王。(奴だけはええよぉ〜)


 いやぁ、京都は、インバウンド?  っていう奴なんか? ほんまに、外国人ばっかやね。ほれで、昨日の、タクシーの兄ちゃんも、また、呼んでくださいねって言うてたもんやから。再び、呼んで、、読んで、京都京セラ美術館まで、送ってもらったんやけど。なんて言うか、ちょっとお得やったわ。ほんまにね。

 ほんで、京都京セラ美術館内に、入ったら、切符売り場がすげぇ混んどって。もう、人、人、人の流れが、続いていくとこうなるって感じやったかな。


 さて、まずは切符買うぞ。


 あっ! タクシーに、カメラ忘れた! あっ、携帯が鳴ってる。うん、うん、うん、ええよ。よしゃ、帰りのタクシーが決まりやわ!


 ほんじゃ、ここからが、書かんとこうと、思っとったけど。あんなことに、出くわしたら、そりゃ、秀さんの気持ちも変わるでしょ! そうやろ? アメンボ。


 セザンヌの、「4人の水浴の女たち」と、いう絵画は、4人の女たちが、風の吹く森の中で、自由に、水浴びをしているのが。その情景が。たった、1枚の絵から、周りにある、森の動きまでが、よくわかるように描かれている。

 その、反面、「ラム酒の瓶のある静物」は、静物と言う、全く動かないものから、動かないということが、見ているだけで、伝わってくるから。そうやろうと思うから。全く動じない物が描かれているんやなって、そう思う。そして、バックに、描かれている、壁が、いろんな色をしているのは、時の流れによる、違いを表現したかったのかなあって。よく、解んねんけど。時の流れを、無視して、表現しても、それは、描きたいもんやないやん! そんなことも言いたいんやな。そんな感じはするん違う?

 「ジョルジュ・ブラック」も、「パブロ・ピカソ」も、なんていうのかな。作品が、だんだんと、だんだんと、幾何学模様だけになっていって。今もうすでに、展示会の真ん中ぐらいまで来たんやけど。ジョルジュ・ブラック。何が書いてあるのか解らへん絵画ばっかやな。まず、この絵から、風や、空気や、人物を、見つけだし、考えろというのは、非常に、困難なことやと。ただただそう思うわ。(ギャハハハハハ! こんなん解るかいな。ほんやで)

 でもねぇ、一言言うと。「フォックス」。っていう絵画ね。そんなん、何描いてはるんか、全然解りませんけど。これ、ここに、「FOX」って、そう書いてありますやんか?  そやでなんとちゃいますの? (ギャハハハハハ! そりゃぁ間違いない! あと、他にも、テストがあったのかもしれませんが、そこは、来年までの宿題にします。誰のやぁ!)

 だから、ブラックと、ピカソが、作り上げてきた、キュビズムという、絵画を。色々な展示会で、色々な方法を、使って、そこから、もっと、もっと、人が、見て、解りやすくなるようにと、考えついた絵画が。あったり、なかったり、あれ? あれなんちゃう? そんなんするんやて。(ギャハハハハハ! そんなん解るかぁ!)  

  でも、そうやなぁ、現代美術の、あれや、これやも、結局は、この、キュビズムに、繋がっとったんではないやろうかなと、思わされるね。だって、説明がないと、解らへんところとか? 近いんちゃうけ。(意味を、紹介しよう! 近いんちゃうけとは、あれ、遠くのものが、なんだか近くに、聞こえてくるよ。ほらほら、聞いて・・・聞けるかぁ! たぶん、それと同じだと思うんやけど。なんでやねん!)

 パブロ・ピカソが、描いた「腕[わん]を持つ少女」という、キュピズムは。近くに、寄ると、どこが少女で? どこが少年なのか? おぃ! 鬼太郎。風呂はまだかのぅ〜。に、ちなんで、はてはて、どこに、シャガールのような、鶏が、出てきてるんやろうか? そう、思わされるところなんやけど。こうして、遠くから、絵画を、見てみれば。少女が、戦争の中で、生きる、少女たちの、感情や、現状が。写真では、伝わらないものが! 周りの情景として、伝わってくるから。そこが、凄いなぁって、思わされるわ。

 外に、出てみると、黄金花の村上隆像が、池の上に、ただ、立っとったから。そこにある、池には、あめんぼが、村上隆へ、向かって、


 「ええけ、ここは、わしの池やで」 


 そう、言ってるように、池を、すいすい泳いどったわ。ようけなぁ。

 

 秀さんが、美術館から、帰るころに。沢山の外国人と、一緒に、「村上隆」が、来ておって。英語で、喋りおったんやて。でも、かなり、太っておって、ただの、そこらへんのおっさんやったわ! 


 写真、撮ろうかと、思っとったけどね。


 合計、美術館には、4時間おったかな? それだけ、暑かったし。見応えバッチシ! やったよ。


PS、藤井八冠が、まけて、七冠になってまったんやと。世の中は、こりゃどえらぃことやで! って騒ぎたいみたいやけど。まぁええやん。ボチボチやりゃぁな。


(写真はさぁ、なんかようけ撮れたんやよねぇ〜)