原子爆弾(原爆)の父「オッペンハイマー」を、モレラ岐阜まで、見にきた、秀さん。どうなることやら。


 映画マッドマックスシリーズが、美人と、一緒に、日本へ、帰ってくるらしい。それは、なんと、「マッドマックス・ユリオサ」というらしくて。なんか、すげぇ楽しみや。なんていうか、ガキンチョの頃に好きやったものっていうのは、興奮してくるんやてな。あと、他にも、「猿の惑星・キングダム」も、帰ってくるらしい。それが、これも、猿が、いっぱい、出てきて、すげ面白そうや。ついでに、喋るし。


 ほんで、映画「オッペンハイマー」はなぁ。日本にとっては、地獄である、地獄そのものである、原爆を、作った人の、映画化なんやて。どんなふうに、見終わって、秀さんは、どう思えるのか? すげ楽しみやて。そう、アメリカは、いや、ハリウッドは、何しに、こんなのを、わざわざ、作ったのか? ほんで、原爆の、世界中で、唯一の被爆国である、この、日本に。オッペンハイマー。この映画を、持ってきた、理由が、まだ、映画の途中では、解らへんのや。どうなんねん! こいつは。

 そうして、時間が、経って、経って、思えることは。これは、日本人が、見るには、ちょっと無理やろうなぁって。今さ、もう、終わりかけなんやけどさぁ。原爆の成功ばっかり! 喜びまくるアメリカ人ばっかり! アメリカは考えてさぁ! 日本人のことも。そこに住む、広島、沖縄の、被爆者たちのことを。なんにも、考えてねぇもんな。こんなん、見る人が、見たら、怒りだすだけになるかもしれへんで。


アカンアカン。


何を考えとんねんて。


 これって、誰も、彼も、あいつも、そいつも、放射能が、溢れている、原爆に、放射能はセットで付いてくることを、そんな、現実を、知らへんのやな。そやで、そんなの関係なしに、そこらじゅうで、爆発させまくり。そんな、放射能が、出てくるなんて、それが、人間の害になっているなんて、いや、神の火やいうて、爆弾やなんて、思ってすらなかったんやなぁ。


無責任なこっちゃね。


 アメリカが、原爆を、完成させたのは。日本の攻撃が、途絶えへんかったからとか。真珠湾攻撃が、原因なんやとか、言うのなら。それは、正直な話し。「お互い様やのに、なんで、どうして? あんなことになる前に使うのを止めへんかったんやろ? 今さ、秀さんも、日本人やからこそ、思うことなのかもしれへんけど。どうして、原爆を、日本に、落とさなければいけなかったのか? ほんま、日本人には、全然、解らへんわ! でも、それだけ、日本が、麻薬などの、幻覚剤に、溺れて。民を守り、共に、生きていく。ということを、解らんくなっとった、時代やったのかもしれへん。


 なんや! この映画を、見ることで、アメリカ人が、「また、強い、アメリカを、再び持ってこようや!」 って、そう思うようになるように、けしかけてるんか? そんなふうに見えるで。いいか! 戦争はな! それを、起こした、けしかけた、両国の政府が、悪いんやぞ! そして、それに、のった、それぞれの国民が、悪いんや! 誰が悪いわけちゃう! けどなぁ、だからって、戦争したって、ええことはないでな。そう、混乱を、産んでしまうだけや! でもや、一番は、戦争を、起こすでアカンのや。