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僕が人生で唯一追っかけをした人がいます☆
野沢直子!!笑
大学生の時に彼女が出演するライブには全て行き
一度なんか会場の中から指名されてステージの上に!笑
顔にサインしてくれました笑
ライブビデオには最前列に陣取って気が狂ったように喜ぶ自分の姿が 笑
懐かしいバブル時代です。そんな彼女を今でもテレビで見かけるとやっぱちょっと反応しちゃう自分がいて
本屋さんでこの本見かけた時は息が止まりそーでした笑
初小説!!
大好きだった人がどんな本を書くんだろう??
頭の中がちょっと覗けるかもしれないと。
二人の男の子の話しなんだけど
あとがきを読むと
世間に馴染めない主人公の二人の男の子は両方彼女自身で、曲げられない強い気持ちは押し通してもいいのだし、隣の人に合わせなくともよい。
生き方を人に合わせなくともよいと言う
少数派(マイノリティー)の意見を尊重してくれる内容でした。
きっと僕も学生の時はゲイとして少数派だったし
当時ヘアメイクアップアーティストになる!って気持ちも少数派だったから
奇抜で、自分のやりたい事をやっている
野沢直子って人間に憧れていたのかもしれませんね。20年の歳月が経って
やっと意味が納得出来ることもあるんだなーと気付かされた感じです。
個性って時には人に差別され、時には尊敬され
それでも信じて、勇気を持って進んで行く!
なんかそんな事を思い起こされました。
最後の最後に
『あの80年代の東京で私と遊んでくれた人たち、ありがとう。』
と書いて締めてあり
心から
『こちらこそ。』
と懐かしい思い出と共に
甘酸っぱい青春を思い出しました。
この人好きで間違ってなかったな!!