中島みゆきさんの曲は、

いつもキャッチーなサビのフレーズに

心を掴まれます。

 

 

 

 

これはすぐに形に出来そうだなぁ!

そう思ったのですが

とんでもなかった。

 

シンプルなものこそ

真っ向勝負で挑まないと

楽曲に飲み込まれてしまうのだ、と痛感!

 

東京に出てきたばかりの頃

一度だけ中島みゆきさんを

偶然見かけた事があります。

 

当時の私はオーディションを受けたり

色んな音楽関係者のツテをたどって

プロダクションやレコード会社の方に

オリジナル曲のデモを聞いて頂いて

アドバイスを受けたりしていました。

 

その日も新曲のデモを持って

ホテルニューオータニへ。

指定された新館のカフェがわからずに

携帯もない時代でウロウロ。

 

するとサッと向こうの自動ドアが開いて

誰かに手を振りながら

軽やかに去って行く女性が。

 

一瞬そこにサラサラした風が吹いて

少し離れた場所から見ていた私は

あっ!中島みゆきさん!

思わず叫びそうになりました。

 

あの人が「時代」を書いた人なんだ!

やっぱりオーラあるなぁ、、、

 

そんなふうに思ったことを

今もはっきり覚えています。

 

あれからずっと一線を走り続けている

アーティストパワーは凄いな!

弾き語りをしていると

忘れていたエピソードを

思い出すのも楽しいです。