発表会でのみなさんの演奏を聴きながら思ったことを少し。
自分の音をよく聴くこと、についてです。
ピアノを演奏する人にとって、弾くことと、聴くことは、同時に行っているので混同しがちですが、実は全く違うことです。ただその2つを同時にしないと良い演奏はできません。自分で音を聴くからこそ、次はどうやって弾くかを考えることができるからです。
これは難しいことのように聞こえるかもしれませんが、実はピアノをスタートした段階で既にに必要なことです。というのは、ちょっとした意識の違いでできることでもあるからです。
発表会の音源を聴くと、自分でどんな風に弾いてどう音が鳴っていたか、少し客観視することができるかと思います。弾いたピアノから、どんな音が鳴って響いているか、これからもっと少し意識して最高にきれいな音を響かせられるようにしましょう♫