12月と言えば、忠臣蔵のテレビ放送が色々な役者が演じて放映される。物語としても、史実としても面白い。
赤穂浪士の討ち入りは元禄一二年12月14日に行われた。

1.浅野内匠頭の辞世の句《赤穂事件》生誕1667年(寛文7年)~没年1701年(元禄14年) 享年35

 

 

「風さそふ 花よりもなほ 我はまた 春の名残をい かにと やせん」

 

意味としては「風に吹かれ散っていく花も春を名残惜しいと思うが、それよりも春を名残惜しく思う私はどうすればいい」といった感じだと思います。
無念さを感じるとても心に残る辞世の句だと思います。浅野内匠頭の無念の思いを託した歌ですね。 そして忍耐の大切さも同時に教えられます。耐え忍ぶ事の大切さ、難しさ。

2..大石内蔵助の辞世の句は《忠臣蔵》大石内蔵助 生誕1659年(万治2年)~死没1703年(元禄16年) 享年45

 

 
「極楽の 道はひとすぢ 君ともに 阿弥陀をそへて 四十八人」
 
 いざ死を前にして、討ち入りをした四十七人に主君長矩を足した四十八人で天へと向かう落ち着いた雰囲気を感じます。

 時代劇チャンネルで浅野内匠頭(中村錦之助)大石内蔵助(片岡千恵蔵)演ずる忠臣蔵を見ました。OGU