素晴らしきかな錫杖ヶ岳 | 山と素人絵日記

山と素人絵日記

週末を待ちわびて夫婦であちこちの山や観光地に出かけています。
数年前から思い出を絵にすることにしました。

 

  今朝は第2ファームから日の出 を見た。 

  妻が月イチの高校の同級会に里芋を持参するというので6時半に家を出た。

 

 

今年は雨が多かった為か、里芋の出来が良い。一株からこれだけ収穫できた。

その他、ハヤト瓜、チンゲンサイ、リーフレタス、サツマイモも昨夜から準備していた。

車に乗らない妻は、鈴鹿市の友人にピックアップしていただき松阪に向かう。

 

 

~我が家の植木の剪定を始めて4日目だ。今朝も妻が出かけた後、昨日手掛けたヒバを仕上げ、新たにマキを一本仕上げた。

いずれも4mほどの高さなので、2mの脚立の天辺に立って剪定ばさみで刈り込むという超難度な作業だ。

通りがかる人は一様に「落ちないようにお願いします。」と顔をしかめる。私は落ちたらやめるとかる口をたたく。

ヒバ2本、マキ3本(門被りも含め)り、柘植1本、アカメガシ、石垣のサツキと仕上げ、いよいよ松を残すのみだ。直径約30㎝はあろうという大物だ!5mほどの高さがある~

しかし、こんな穏やかな日に松の木にしがみついている姿を想像した時、何か馬鹿らしくなり久しぶりに山に行こうという気になってしまった。

 

 

津市北部の自宅を出た。丘の上の団地から少し下った農道を錫杖ヶ岳(↓の中央の鋭鋒)に向かう。    10:10

 

 

芸濃町河内渓谷を上流に向かう。安濃ダムによる人口湖・錫杖湖の展望台に立ち寄る。

椿の花と錫杖ヶ岳だ。 約1時間半後、山頂からこの湖を見下ろすことになる。

 

 

下之垣内(しものかいと)集落の駐車場(左↓)もウィークデーにもかかわらず車が多い。

右の橋を渡り、右折してAコースを登ることにした。 左折すると本法寺裏からのBコースとなる。     10:50

 

 

Pから百mほどで登山口となる。しばらくの間、廃道となっている林道を歩く。                 10:53

 

 

 2合目の標識から山道となる。                                         11:08

 

 

きれいに植林された杉やヒノキの森につけられた道こそ里山の魅力だ。                  11:30

本日のように初冬の陽ざしが深く差し込んでいたりするとなおさらだ。 

沢水を手酌ですくい口に含み吐き出すと活力が漲ってくる。すごく体が軽く感じる。

 

 

急登を登りきると尾根に出た。右折すると小雀の頭だが、津警察の立ち入り禁止看板が鮮やかだ。    11:41

10年ほど前、道迷いからの遭難が発生しヘリコプターが飛んだりして大騒ぎになったことがある。

以来立ち入り禁止となっている。しかしどうしてこういうことになるのかわからん?

 

 

左折し少し下り大きく登り返すことになる。

本コース最大斜度の難路だが、杉林で地面が根と土なのでッ傾斜のわりに恐怖感がわかない。

 

 

ロープが張り巡らされているが、利用する人はいないだろう。

登りきると7合目の標識が目に飛び込んでくるはずだ。                           11:50

 

 

更に激登を経て主稜線に到達すると、木立の間から錫杖ヶ岳山頂がに覗く。意外な近さに驚くかもしれない。   11:56

 

 

これよりわずかだが縦走気分を味わえる。馬の背のような細尾根個所がいくつかと、なだらかな自然林の道とか楽しませてくれる。

 

 

左下からのBコースとの合流地点が9合目だ。                                       12:07

ソロの男性を追い抜いてきた。かなりバテているようだった。

この日の私はどうなっているのだろうか!? 疲れを知らないクライマー・・・調子に乗ったらあかん!

 

 

無な口八丁ともいえる最後の激登東屋後、山頂直下の東屋をスルーして頂上尾根に立つ。加太(かぶと)コースと合流しピークに向かう。

 

 

東屋には5人ぐらいのハイカーがいた。黄色い服の男性は加太からのハイカーだ。岩に鎖が設置されている。

 

 

 360度、遮るものが全くない岩の山頂に立つ。                            12:16

 錫杖ヶ岳 676m      後方は、鈴鹿山脈

 

 

錫杖湖 一番遠くが展望台だ。

錫杖流(ハンドルネーム:日本ブログランキング1位常連さん)さんのカメラだとお展望台から山頂の人をバッチリとらえることもできる。

画像は、津方面でその先は伊勢湾となり、神島が浮かんでいるのがのボンヤリ見えるでしょうか? そこから錫杖流さんが捉えた藤原岳の鮮明さと、伊良子岬のホテル内の人影まで映っているのにはたまげたなあ。

 

 

2時間かけて名古屋から来た4人組ハイカーも1時間ぐらい山頂にいたかな? 風のわりに寒くなかったんですよ。

 

 

名古屋方面     薄っすらと雪化粧の御嶽山が見えました! 

 

 

下山は、加太コースで柚之木峠まで下り、河内渓谷の北畑集落に向かいます。             13:00

山頂直下は、鎖場が連続します!無茶、楽しいです。

 

 

 

 

紅葉も始まっています。

 

 

 8合目

 

 

 5合目の馬の背

 

 

馬の背中央からの景色 ::: 経が峰や北笠岳が見えます。

 

 

 柚之木峠  右折すれば加太、左折すれば北畑集落です。                        13:32

 

 

 北畑集落 安濃川の上流域     この川で孫と水遊びした夏の思い出が蘇ります!

 

 

駐車場の隣から錫杖が見えます。集落名は下の垣内(しものかいと) 本法寺の屋根も見えます。    14:12

 

 

 帰宅後、剪定した枝葉を拾い集め(大きいごみ袋4杯)N農園のごみ焼き場へ運びました。        17:02

 そこから、本日登った錫杖ヶ岳が見えます。

 

 

    ↓経ヶ峰                               ↓錫杖ヶ岳

 

N農園(我が第3ファーム)に移植した水菜、ターサイ、チンゲンサイ、サラダ菜、リーフレタス、それにソラマメに水をあげて帰りました。

妻の帰宅はそれから約1時間後となったので夕飯は亀山の浜寿司(回転すしや)へ行きました。