わたしオストメイトなんです。


と言って、へー!そうなんだー!

となることは、ほとんど無く

自分も数年前までは何の知識もなかった。


「腸の途中から終点までを切り取って

  おしりもふさがってるので

  腸の最終地点がお腹から

  ちょっと出てる感じなんです」


という自己紹介をするけど、

この言い方で伝わっているのかどうか。。



で、オストメイトモデル、エマさんのブログが

とても分かりやすいと感じたので、

リブログでご紹介。

(初リブログで、よく分かってないけど

リツイートみたいなこと?合ってるかなぁ)


ご紹介ついでに

たまにはあらためて自己紹介。


2021年7月末

直腸がんの治療で手術をして

同時に永久人工肛門を造設。


自分のおなかに誕生した人工肛門に

「とみちゃん」という名前を付けた。


人工肛門とかストマとかオストメイトとか…

初めて聞く言葉がたくさんで、

はじめは自分も何が何だか

よく分かってなかった。


もちろん手術前に丁寧に説明もしてくれたし

説明用のパンフレットや動画も見た。

それでもイメージは漠然としていて…


術後も看護師さんたちから

「無理しなくていいからね」

「徐々にで大丈夫だからね」

と、それはそれは慎重な対応をしてもらい

そんなに大変なことなの?と不思議だった。


「パウチ交換がひとりでできるように

  ならないと退院できない」


と言われていたので、退院するために

とにかく早く独り立ちしなくては!

と必死だった。


「ストマ見れそう?見てみる?」

「パウチの中身捨ててみる?」

「パウチオフしてみる?」


とにかく最短で退院したかったので

すべての挑戦事項の確認にYESで答えてた。



病棟の看護師さんたちや、

ストマ専門の認定看護師さんたちから


「キレイなストマねー」とか

「綺麗に作ってもらったねー」とか


たくさん褒めてもらっていたから

とみちゃんは、べっぴんさんなんだと

謎の自負があった。


自分の体の一部分が褒められて

もちろん悪い気はしないし

確かにピンクでツヤツヤしてかわいいと

自分でも最初から思っていた。



だから、エマさんのブログを見て

人工肛門造設のショックで

自死してしまう人もいると知って

すごいびっくりした。


少しでも長生きするためにガンを取って

再発のリスクを減らすために

色々取った結果、とみちゃんがうまれたわけで。


自分にとって、とみちゃんは

生き延びた証というか、しるしというか。



それに、人工肛門なら

痔になる心配も一生しなくていいし

食事中でも寝ている時でも

仕事中でも歩きながらでも、うんちが出せる!


めちゃくちゃ便利だと思ってるのは

自分だけなのかなぁw



前向きだとか強いねだとか

たくさん言ってもらったけど

強くもなんともなくて。


うんちが後ろから出るか前から出るか

スペックが変わっただけで。


なんだかんだで自分は気に入ってるし

とみちゃんは、相棒みたいな感じ。



うんちの出し方スペックで言ったら

少数派な方だろうから

気になる事があったら

何でも聞いてください(笑)


オストメイトになった事で

何か自分に出来ることはないかなぁ…

というのは、ずっとうっすら考えてる。



自分はお洋服やさんだから、

オストメイトになって

お洋服選びが難しくなったり

オシャレの楽しみが半減してしまった方の

お手伝いとか、お役に立てることは

何か無いのかなーとか。


でも、具体的に何をしたらいいか

まだ分からないんだよなぁ。











ありがとう

大丈夫だよ。