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この日は、退院後すぐの外来以来、

約2週間ぶりのストーマ外来。


ここまで、少しの外出でも

だんなちゃん同伴だったけど、

この日はお仕事だったので、

退院後初のひとり外出。


タクシーアプリでタクシーを呼んで、

ひとりで病院まで向かう。



ストーマ外来の診察だけなら、

それほど体に負担もないし

いつまでも甘えてるわけにもいかない。


よしっ!と気合を入れて

はじめてのおつかい気分で出発。



サバサバ水川あさみ似看護師さんにも


「あら、今日はひとり?」


と言われ、ひとりです!と

なぜか誇らしげに答える。



診察室に入り、パウチを外して

ストーマのとみちゃんの様子を診てもらう。



おなかの炎症もだいぶ良くなったね。

触っても熱っぽさも無いし。


何よりストマ自体が

ひと回り小さくなったじゃーん!


体が小さい所に

普通より大きなストマが付いてたから、

こっちに飛び出てくる感じだったんだよね。


2週間でこれだけ小さくなったなら

まわりのが取れるのも、もうすぐだね。


この前より、また痩せた?

ごはんは?食べれてる?

化学療法始まるとね、食欲おちるよね。




副作用のことも気にかけてくれたり

なにより体調の細かな変化に、

1番敏感に気づいてくれるのは

この方かもしれない。


体力の低下っぷりにも、

最初に気付いてくれたし。


他の先生や看護師さんから

信頼が厚いのもわかる気がする。



とみちゃんも、順調に通常サイズに

向かっている様子でひと安心。


むくみを取る漢方薬「五苓散」を

苦手な粉薬だけど、がんばって飲み続けた

効果だと信じたい。



これまでは、

とみちゃんのサイズが大きいし

まだ定まらないこともあって


体に貼る面板を、自分でちょうどの

サイズにカットするパウチを使ってた。


でも、ひとまわり小さくなったから

すでにカット済の40mmでもいけるかも?


と、水川氏が持ってきてくれた

カット済のパウチをつけてくれた。



それまで、面板を50mm…

つまりは直径5cmの円状にカットして

それでも恐る恐るつけていたのに、


なんと40mmでも、とみちゃんに

ギリギリ当たらずにいけた!


とみちゃーん!



まだ外側は、壊死した組織が

まとわりついてて、完成形ではないけど

確実に完成形に向かってる。


あと気のせいかもしれないけど…

前より、とみちゃんの声

(←ガスが出る時におならみたいに鳴く)

も小さくなったような気もする。



少しづつだけど、自分の体が

がんばってくれてる気がして

なんだか安心する。



次回は1ヶ月後あたりで診てもらうことに。


化学療法の副作用の中、

ストーマ外来の為だけに通院するのは

負担になるだろうからって


化学療法の点滴中に、

時間を合わせて化学療法室まで

診にきてくださる事になった。



なんとありがたい。


この病院で、お世話になる方々、

皆さん本当に良くしてくださって

ありがたいし、きっとラッキー。


主治医のクール先生や、

水川似のストマ認定看護師さんに

会って診察でお話すると、

安心するし、前向きになれる。


ちゃんと、がんばらなきゃ。

って気持ちになる。










ありがとう

大丈夫だよ。