風のうた早春歌風流王子春の風待てずに君に書くうたよはやる気持ちに心浮かれて花つぼみ開けど君はあらわれずただ立ち尽くし散りゆくをみるなごりゆきせつなく降ればゆらゆらとこの手に落ちてすっと消え行く寒空よこの悲しみを雲に乗せひとつ残らずどこか遠くへどこか遠くへ…