「 eternal.」





風流王子









君と出逢うことは

奇跡的な事?

単なる偶然って思っていた?




















僕らの胸の奥深く



宿った魂が



僕らが生まれる前の



ずっとずっと遠い昔から



ずっと生き続き



さまよい続けてるなんて



きっと考えたこともないでしょ?







もしも


この魂がメインだとしたら


僕らの体


この限りのある


期限つきの生身を借りて


僕らの魂は


胸のずっと奥深くに


期限がやって来るまで


命つきるまで


宿りつづける


生きつづけるんだ。




















それは




それぞれの期限をもち




はやめるもの




延ばすもの




その身の生きる環境や



コントロールする頭脳によって




どれひとつとて



同じものはなく



宿る魂そのものが



それを変えることは



できるわけでもないんだ。









だから







期限を終えてしまえば



その場所からまた




新しい場所へと




移っていく





















そしてきっと



ずっとずっと



永遠にそれを繰り返ていく



それが












僕らの魂。






















だけどね







もしも







決定的に変わらない事が

ひとつあるとしたら






それは







魂がいつも同じ関わりを持つ







と言うことかな













僕の魂が




今この世に現れて




この僕の生身の体に宿り




そしていつもの関わる




別の魂と




その性質を高めあい




磨いていく




そしていつも




そこへ関わる魂




それこそが



















同じなんだよ。













君なんだよ。

























君と僕は






魂で





永遠に繋がっている












君が、








いや、僕が









どちらかの身が

終焉を迎え








別れが訪れたとしても









それはきっと








その時だけ







一瞬だけ。














またどこかで






どの時代かで






同じように






同じタイミングで





それぞれの宿命を






背負いながら








再びの




出逢いを待っている。
























だから君、












ねえ君?






その時が訪れても

















どうか悲しまないでください。