SDA 王滝 100km【準備編】 | 競走マニア。

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トライアスロン、アドベンチャーレース、ロードレース・クリテリウム、マラソンなどのレースに出場した際の生の情報を紹介するブログ

昨日、長野県王滝村で開催される日本一過酷なMTBレースと言われる、
セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝(100km)に出場してきました!

初出場ながら、無事に完走することができました。
記録は7時間半。弱虫ペダルの渡辺先生には勝てませんでした笑

・・・話が少しそれましたが、完走できたのは色々と助けて頂いた方のお蔭です。
いろいろなブログも読みましたが、その一つ一つの情報がとても役に立ちました。
だからこそ、自分なりにではありますが、この場で今後出場される方に向けて何か役立つ情報がご提供できればと思います。

以下、【準備編】です。


トライアスロンやトレイルランなどに出た経験から皆さまにアドバイスできることは以下の2点です。

①「エイドの準備」: 最低限持っていく補給食の量は、2,000kcal
②「SDAで必要な力」: 必要なのは自分の一番の弱み(ボトルネック)を事前に把握し、戦略を立てる事


①「エイドの準備」: 最低限持っていく補給食の量は、2,000kcal

レース前にどの程度のエイドを持っていくか?
これが結構悩ましい問題です。
持ちすぎれば重くなるし、少なすぎるとハンガーノックのリスクは大きく増す。
どの位のエイドを持っていけばよいのでしょうか?

実は消費カロリーに公式があります。

発揮する時間当たりパワー(W)によりますが、
山岳でのレースの場合、1時間当たり300~400kcal消費するそうです。
従って、SDAの場合は最悪の場合を考えて10時間、3,000~4,000kcalは消費するという感じです。

私も昔はこれを知らなかったので殆どエイドをもっていかず、よくハンガーノックになっていました笑
トレイルランやアドベンチャーレースなどの長距離レースで鍛えられたのですが、
筋肉を動かし続けていると結構なエネルギーを必要とします。

でも、これすべて持っていくと考えると、絶対重いですよね。それだけで疲れてしまう。
でも大丈夫です、SDAには各チェックポイントにパワーバーが置いてあります。

だから論点は、それも踏まえていくら持っていくか、というポイントでしょうか。


今回、私の持って行ったエイドは以下です。(数値は概算)

□カーボショッツ×8 :100 kcal×8 = 800 kcal
□ケーキシロップ×1 :300 kcal×1 = 300 kcal
□ジェル×4     :200 kcal×4 = 800 kcal
□アミノフライト×3 :血流系の調整用
□レモン汁      :気付け用

これで2,100 kcalあります。
なぜこの数値か。それはこまめにエネルギーをとるためです。

SDAにはチェックポイントが3つあります。
計算してみてください。一つのチェックポイント間でどれだけのエネルギーが消費されるでしょうか。
また、消費されたカロリーをチェックポイントで取れるでしょうか。

私は難しいと思ったので(パワーバー固いやつ5本も食えないっしょ)、もっていきました。
当然、一気にとるとインシュリンショックになる可能性がある点、
内臓へのダメージも考えてのことです(簡単に言うと、気持ち悪くなります)

30分から1時間ごとに何か摂取するという感じでしょうか。

SDAに出て感じたのですが、皆さん全然補給食を採りません笑
結果ハンガーノックっぽくなって、ふらふらしている人を何人も見ました。


あと、補給食以上に大切なのが、水です。

私はトレイルランの時に水が尽きて脱水症状になったことがあります。
まず走れませんし、歩いても1分くらいで筋肉に疲労がたまります。(いわゆる乳酸がたまる、と言われる感じ)
そして、その疲労が全く抜けない状態になります。
あの時は、本当に死ぬかと思いました。
何とか水場までたどり着いて2Lくらい水を飲み(本来はやめた方がいいと思います)、やっと回復したという感じです。

当たり前ですが、水、めちゃめちゃ大事です。

十分すぎるほどにもっていって良いかと思います。
SDAでは、これまた皆さん水を採りません。
バイクについている水が全然減っていない人を何人も見かけました。
10分に一回とか、それぐらいの頻度で取るべきだと私は思っています。


②「SDAで必要な力」: 必要なのは自分の一番の弱み(ボトルネック)を事前に把握し、戦略を立てる事

SDAに出場してみて感じたのは、自分の弱点がさらけ出される、ということです。

SDAで必要な力は何でしょうか?
心肺機能? 筋持久力? バイク操縦力? メカトラ対応力?
色々あるかと思います。

でも、SDAの準備をするうえで必要なことは、全ての能力を上げることではない。

最も重要な問いは、”あなたの弱いところはどこですか”ということだと思っています。


私の悪い例で言うと、自分は出場までのレース期間に思いつく全ての能力をバランスよく鍛え続けました。
でも、結局レースでボトルネックになったのは、腰痛です。
20km地点位で腰が異常に痛くなり、ペダルを回す脚より、如何に姿勢を変えて走るかという点ばかりに頭を使ってしまいました。
結果、最後に脚が存分に残っているという、非常にもったいない状態でゴールすることになってしまいました。(ゴールしてからスポーツ公園までの舗装路で巡航速度35~40km/hを維持できるくらいに)

もう一度触れますが、SDAでは自分の弱点がさらけ出されます。
特に筋肉は特定の部位がボトルネックになりやすいです。(膝とか、ふくらはぎとか、腰とか)

出場する際には、頭にレーダーチャートを思い浮かべて、へこんだところを伸ばしていく為に時間を使うのが大事かと思います。



以上で、【準備編】が終わりです。
次回は、【レース編】です。