銀の匙展初日に行ってきました。

鋼の錬金術師、銀の匙とどちらも、読破したお気に入りの作者です。

だから、今回、原画展を観ることも目的でしたが、
サイン入り複製原画を買うことも目的の内でした。

どれを買うかは、実際に見てから買おうと決め、原画展を見終わった後にある売店へ!


以下の5点となります。
枚数がどれくらいなのか記載がないのでわかりません。複製原画は5点中1点買えます。
どちらにしても、自分が欲しいもの買いたい。
その思いで、40分くらい悩みました。

荒川弘直筆サイン入り 複製原画(A) 荒川弘直筆サイン入り 複製原画(B)
荒川弘直筆サイン入り 複製原画(C) 荒川弘直筆サイン入り 複製原画(D)
荒川弘直筆サイン入り 複製原画(E)

実物を観ると、イメージよりも大きく、額縁もしっかりとしたものでした。正直、複数枚ほしいと思いましたが、複製原画は1枚だけしか購入できない。
うーん、悩ましい。

正直、展に行く前は、これかな?
と考えていました。
シンプルイズベスト。

荒川弘直筆サイン入り 複製原画(E)

だけど、実際5点と比べると、シンプルで絵も大きいので、他の4点の方が気に入りました。サイズが小さく、余白がもう少しなければ、気になったかもしれません。除外しました。

他の4点はどれも絵として、広く描かれ、飾るにもいいなと思いました。しかし、今回、買う目的は、サイン付きという要素も重要なファクターとなります。
そこで、次の絵は、絵とサインがかぶり、サインが目立ちにくいという理由で除外。

荒川弘直筆サイン入り 複製原画(C)

残った3点、正直どれもいい!
お金と枚数制限なければ、すべて欲しいと思いました。しかし、選ばなければいけません。
ここからは、個人の感性の問題です。
銀の匙の仲間たちの様子がよく描かれている絵でした。しかし、絵としてではなくどちらかといえば漫画の一場面の印象があり、部屋に飾るとなった時にあわないかなと思い除外。
荒川弘直筆サイン入り 複製原画(B)

問題はここからでした。
残った2つは、どちらもいい。
甲乙つけがたい。本当に。
どっも欲しい。でも一つだ。

この絵は構図が素晴らしい。流石、今回の原画展のキービジュアルなだけあります。
漫画の延長として、その後・・・・
のような一場面として非常にいい!飾り映えもする。
絵としては除外ではなかった。
でもサインの場所。縦長の絵の左下。ちょっと、窮屈な印象に思えてしまいました。
だから除外。

荒川弘直筆サイン入り 複製原画(A)

購入したのは、この絵でした。
今回の展を見て思ったのは、たしかに農業高校での仲間たちの日々がとても新鮮でそこに入りたい気持ちにさせてくれる。主人公の不器用だけど一生懸命!
仲間たちもいいやつ。
そのイメージでした。たしかにその通り。

だけど、展覧会で改めて思ったのは、
主人公とヒロインの心模様、それが主人公の成長とリンクして描かれ、展覧会の原画を観て、涙しそうになってしまったんですよ。我慢しました。
その2人が馬に乗っている絵は、絵として素晴らしい。
マロン号も1番しっかり描かれていました。こいつも好きなんです。
そして、サインの場所が他の4点の中で唯一、左上の、目がいく場所にありました。他の絵はすべて下です。
自分好きな漫画家のサインが付いた絵が欲しいというのが、私の動機付けでした。
だから、最後の最後はこれが決めてでした。

荒川弘直筆サイン入り 複製原画(D)

今回、選んだのは、あくまで個人の好みです。
しかも、選ばなければいけない。
そういう中で、自分なり納得しなければいけませんでした。素晴らしさの加減は人それぞれなので、この限りではないと思います。
ただ、原画展でのハチケンと御影アキとの恋の行方を改めてみて、心が揺さぶられたのも今回の選択の一因かもしれません。


泣きそうになりました。