わたしは4人全員帝王切開です。

(うち2人双子なので切開手術は3回です。)


全員全然寝なくて泣き止まなくて

反り返りが強くて夜泣きがひどくて

なんでこうなったんだろう?と

それは色々と調べました。


逆子だったことは絶対関係あると思っていたけど

出産トラウマというやつもすごく気になってて

・帝王切開

・鉗子分娩

・吸引分娩

みたいな出産方法は

赤ちゃんにとってトラウマになると

だから産まれてからのトラブルにつながると

そんなことがよく目についたんです。


出産トラウマて…

赤ちゃんてそんな出産のことなんか覚えてるかかいな。

というのがその頃の自分の正直な感想で

なんだかスピリチュアルな人たちの想像

かのように思っていました。


今思えば想像力なさすぎですよね…


いや、鉗子分娩吸引分娩はまだわかるんですよ。

苦しい思いしただろうなと想像もできる。


でも帝王切開ってさ、

十分に出せるスペース切って

そこからスムーズに取り出すわけだから

そんなわけなくない?と。


しかし1人目は

頭が大きく私の骨盤が小さい

(お尻は人の倍くらいあるのに

骨盤の下の穴が小さい)

ということで予定帝王切開となり

手術してみると頭が大きすぎて

なかなか出て来ず

結局私のお腹を押して無理やり出し

出血量1450ミリという大量出血寸前で

ようやく出てきたという経緯もあったので


出産トラウマというのも一つあるかなぁと

納得するところではありましたが


下の子たちはスムーズに出てきたし

帝王切開でなんで赤ちゃんがトラウマになるの?

と疑問で仕方ありませんでした。



…取り出し方を学ぶまでは。


信子先生の頭の形講座をオンラインで受けて

本物の助産師さんから学んだ

赤ちゃんの取り出し方は

なんでこれ保健体育の授業で習わないんだ?!

と思うほど衝撃的でした。


骨盤が整った身体で丸く育った赤ちゃんなら

もちろん頭は下向きで

横向きで骨盤に入ってるし

上手に回旋して出てくることができる。


でもそうじゃない赤ちゃんは、

助産師さんが頭を持って捻り出したり

難しければ医療的介助として

鉗子分娩・吸引分娩となる


そのときの負担は母子共に恐ろしいものです。


そして帝王切開。


縦切りはまだいい。

跡が目立たなくて昨今流行りの横切りは

赤ちゃんの耳の辺りを切ります。

そうすると医師は首の辺りを持って出すわけです。


赤ちゃんの首は大きく捻られます。

この時に首の骨がズレる子が大半だそうです。


赤ちゃんがどういう向きで入っていたかとか

医師の取り出し方の上手い下手でも

かなり変わってくると思いますが。

(これも整体してると、身体が整ってる医師かそうじゃないかで全然違うことが想像できる)



いずれにしても

自分のタイミングで自力で出られるか

人から無理やり出されたか

というのは


赤ちゃん側からしたら全然違うでしょうね。


というのも今だからわかる話で。


同じ内容を1年前に習っても、

ふーんくらいしか思わなかったでしょうね。


なにしろ自分の体が麻痺しまくってましたからね。

自分の身体の声すら無視しまくって生きてきた私には、他者の身体への想像力はありませんでした。


正しく想像できないというほうが近いかな。


でもそうしないと心も身体も均衡を保てなかったのです。それが最近、自分が隠れ側弯と気づいたことでよりハッキリ認識できました。


なぜ側弯になったのか、

そういったこともまた今後綴りたいとおもいます。