みなさん、脇、締まってますか?

わたしは気がつくと開いてます💧

ご飯を食べるとき
字を書くとき
料理をするとき
洗濯物を畳むとき
運転するとき
子供の髪を結ぶとき
赤ちゃんを抱っこするとき
おひなまきを巻くとき
着物を着付けるとき

自然と脇を締めてる人と
私みたいに自然と開いちゃう人がいるんです。

スポーツでも格闘技とか
よく脇を締めろ!とか脇が甘い!とか
言いますよね。

今回は
脇を締めることの何がそんなに大切なのか
を説明してみたいと思います。

結論から言うと
体幹を使った動作
に繋がるので疲れにくい✨✨
です!!

ずりばいしてみるとよくわかります。
脇が開いてると
腕の力だけで進まないといけません。
めっちゃ疲れます。

でも脇を締めると
体幹を使って進むので疲れにくい。

まぁそもそも
脇が締まっていない人には
脇を締めてずりばいすることが
難しいと思うんですけど
できるようになると
似たような動作に見えて
全然違う運動だということがわかるはず。

つまり体幹使えない分
アウターマッスルでの代償動作となるので
すごく疲れるんです。

大人になればできるじゃないと
思うかもしれませんが

私なんて
こんなに脇を締めることの
重要性をわかっていても
なかなか無意識ではできないんです。

なぜなら脳がもうアウターでの動きを
インプットしてしまっているから。

こうなってしまうと大人になってから
インナー使う脳をインストールするのは
めちゃめちゃ難しいのです。

そう考えると
赤ちゃんのときにそれをしてるかしてないかが
どれだけその後に影響を与えるかは
想像に難くないと思います。

じゃあどうすれば
赤ちゃんが脇を締めてくれるのか?!
ということですが

まずはおひなまきです。



(ちょっとこの画像はたまたまイレギュラーな2枚使いしてます)


この手の位置が重要です。


うちの子たちはお腹の中で丸まることができず

すでに脇が開きまくっていた人たちなので

この手の位置が苦手。


手のひらが外側に向いちゃったり

中に引き込んじゃったり

そもそも肘を後ろに引きがちです。


無理やり出そうとするのもなんかね…

なので手を出さないことも多い。


でもできるときは

寝てる時にそっとだしてあげます。

頭を出した巻き方の方が

手をこの位置に持ってきやすい。


脇だけの話ではなくて、

手を舐めることが手の感覚や神経発達に

ものすごく効果的だったり

手足が中央に集まることで

自分の中心を覚えるという


手を顎の下に持ってくることには

それはもう本当にたくさんのいみがあるのですが

長くなるのでここでは割愛。


話を戻しまして


脇を締めると

正しいうつ伏せ・ずりばいに繋がり

それがその後のすべての行動につながります。


腕や肩の力に頼らず体幹を使うから

全てにおいて疲れない仕草ができるようになる。


それに無意識に体幹を使うから

自然と腹筋が身について

当たり前に逆上がりとかできる。


みんなが当たり前にできることができない子は

基本この体幹が育っていないから。


別に腹筋運動なんかわざわざしなくても

当たり前につくはずの筋肉なんですよ。

むしろ本来はお腹の中でつけてくるのだけれど

丸い子宮で育てないとお腹の中で

体幹を育てることは難しい。

(理由は過去に書いたとおもうけど

記事が見つけられない滝汗)


脇の話に戻って、

私が授業中板書とれなかったのも

これが理由の一つ。


姿勢が悪くて脇が開いたまま

首肩腕を緊張させて

筆圧コントロールできずに

ものすごい力で書いてたから

すぐ疲れて板書とれなくなった。


板書取れない問題は分離運動とか反射とか

他の問題もあるんだけど

やっぱり脇の問題は大きかったと思う


がんばって2〜3行書くんだけど、

疲れるし字も汚いし嫌になって

集中力途切れて別のこと考えるようになって

授業全く聞けなかったり居眠りしたり。


友達が字を書いているのをみて

なんであんなに楽そうに書けるんだろう

なんで私の筆圧はこんなに強いんだろう

って子供ながらに不思議だったのを

今でも覚えている。


硬筆もながいこと習ってたけど

いつもすごい疲れてたなぁ。


絵が好きだったけど

描いてるとすごく首肩背中が疲れて

やっぱり集中途切れて

最後まで描くことができなかった。


得意を伸ばしましょうというけれど

不自由な身体だと

好きなことすら満足にやり通せない。


疲れやすい身体だと

大人が思っている以上に

子供はいろんなことが制限されるんです。


大人になったらできるようになる

と思うかもしれませんが


それはできているように見えて

代償動作で成り立ってるから

同じことをしているようで

普通の人よりずっと疲れる。


そして身体を壊すんです。


わかりやすいたとえ話すると

スポーツ選手なんかでも

怪我しやすい人しにくい人いますが

身体の使い方の癖がその差を生み出すんです。


一般人はそこまで無理することをしないけど

歳をとってくると元気な人と

あちこち痛いっていってる人と

わかれてきますよね。


それはもちろん脇だけの話ではないのだけれど

赤ちゃんのときに脇を締めることが

体幹ふくめ全身の発達につながってくる

という意味で

やはりすごく重要だなと改めて思いました。


というわけで

赤ちゃんと一緒にズリバイがんばります!!