こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

6月26日(水)から29日(土)まで、令和6年度第1回通学合宿が開催されました。(年2回開催)

 

今回の会場は、領家公民館。

対象は、領家小学校・東領家小学校に通う小学4~6年生のうち、希望者20名。(応募者多数の場合は抽選)

公民館から各学校へ通い、公民館に戻って寝泊まりします!

 

そんな事業があるなんて!

 

せっかくこんな近くで開催されるということで、4日間のうち3日間、見学させていただきました。

(6月27日は議会閉会日で、その日だけ行かず)

 

6月26日(水)・初日

 

初日は、大量に積まれた布団。

布団屋さんからレンタルするそうです。

 

子ども達は、それぞれの学校から直接公民館に来て、日本間の前のロビーで宿題をやっていました。

そこら中に散らばるノートとランドセル……(気になる)

 

廊下には、いつでも飲めるお茶が置いてありました。

 

その後、開校式があり、終わって皆で買い物へ!

子ども達で、決められた予算で明日と明後日の夕飯の食材を買います。(3班に分かれて買い物)

 

高い物を選んでいるのを見かけたら、「こっちのほうが安いよ」とおばちゃん根性で言ってしまう……😅

缶詰や牛乳も、買う量を間違えそうになりそれは指摘💦

子ども達だけでこんなにたくさんの食材を買うって、あまりない経験だろうなぁと思いました。

 

無事、買い物も終わって、夕飯!

初日だけは、川口市食生活改善推進員協議会領家支部の方々が、子ども達が買い物している間に作ってくれていました。

 

献立は、ハンバーグカレーライスとサラダ。

 

こちらはサラダ、ごはんと。

 

バナナと卵もありました。

 

この後、次の予定があり、私は子ども達が「いただきます」したら(18時5分頃には)退散しようと思ってましてと言ったところ、食改さん達が「味見しなさい!」「食べないと分からないわよ!」「ハンバーグに火が通っているか確認して!」と言ってくれて、味見させていただけました。

 

このサラダ、美味い。(ドレッシングも手作り)

 

ハンバーグ、柔らかいと思ったらやっぱり豆腐入り!

 

カレーも美味しかったです!

(ごはんも勧められましたが固辞しました、食べ盛りの子ども達の分が足りなくなったら嫌なので💦)

 

テーブルにはお花も飾るとのこと。

お花が飾ってある夕食卓って、珍しいですよね……?

 

食べさせていただいた分、食器洗いしました。

 

ということで、並び始めた料理。

 

デザートもある様子。

 

と、ここでタイムアップで、「いただきます」を見る前に退散しました💦(食事の様子も見たかった)

この後、片付けして、銭湯に行って、就寝とのこと。

 

6月28日(金)・3日目

 

3日目は、レクリエーションの少し前から見学。

(この日は大雨で、自転車で行ったらずぶ濡れに……)

 

夕飯を食べた後は、3班に分かれて順番に銭湯に行きます。

1班ごとに車で行っていて(職員さんがピストン)、全班が帰ってくるのを待っている間は体育館で遊びます。

 

子ども達も職員さん達も揃ったということで、子ども達が簡単なゲームをしている間に、別の職員さん達がレクリエーションの準備……終わったということで、宝探しゲーム開始!

 

各班に、指令書が渡されます。

 

すぐ探し始める子ども達ですが、だんだん怒り始めます……それもそのはず、封筒はいくつもあるのですが、ほとんどがハズレ。苦笑

 

それでもなんとか指令をこなし、紙が集まり始めます。

 

ここに象の絵を持ってきた班が現れ、「冷蔵庫だ!」と、みんなが一斉に冷蔵庫に向かい、そこにはアイスやキャンディーがあり、みんなで宝を山分けして食べていました。

 

レクリエーションの内容は、毎回こんな感じだそうです。

昔は肝試しがあったそうですが、怖くてトラウマになってしまった子が出て以降、怖がらせ系はなしになりました。

 

食べ終わったところで、明日の説明です。

いつも寝る前に、このように翌日の説明があるそうです。

 

そして、子ども達が寝る準備をしている間に、職員さん達は翌日の朝食について、食材を使いきるために献立を何にしようか相談していました。

(班毎にテーブルが分かれています、少し掃除したよ……)

 

布団が敷いてある日本間に行くと、子ども達がケンカしてしまったみたいで、泣いている子がいます。

職員さん達が子ども達に状況をヒアリングして、ダメなことはダメと怒って、子ども達に仲直りしてもらいます。

連日、こういった小さなトラブルはあったそうです。

 

子ども達が就寝するところで、退散。

就寝を過ぎたはずが、明るい声は外まで聞こえていました。

 

結構、子ども達(特に男子)は、夜もはしゃいでしまうみたいです、友達いっぱいいて楽しいよね……

 

6月29日(土)・最終日

 

この日は、通学合宿の最終日ということで、この間の想い出や成果を保護者向けに発表する時間がとられていました。

保護者が来る前に、子ども達は発表に向け、劇作り。

 

テンプレートの紙はありましたが、

この紙の裏側に手書きで劇の内容をまとめている班、また、学校から貸与されているGIGAスクール端末(週末は持ち帰っているみたい)でまとめている班等、様々でした。

 

そして体験発表会……は、私はちょうど、南平公民館のほうに行く用事があり、見られず(´;ω;`)

南平公民館での用事が終わり、急いで領家公民館へ。

ギリギリ最後の班の劇を少しだけ見ることができました。

(料理を作っている様子でした)

 

そして、閉校式。

1人1人、川口市青少年保護育成本部領家公民館地区青少年育成協議会会長から、修了証が手渡されます。

 

最後に、生活指導者の代表の方からご挨拶。

「ボーイスカウトのような厳しい感じではなく、参加者の皆さんが楽しめるように毎回行っています。戸田市、蕨市では廃止された事業で、指導者がいないと開催できません。年2回なので、今度は違う公民館で。領家公民館に今度来るのは10年後かな?その時は、ぜひ手伝ってくださいね」と。

 

このご挨拶を聞いて、3日間の雰囲気に納得しました。

 

3日目の夜、家を出る時に「お母さん仕事で通学合宿見てくるね!」と言ったら、娘に「何それ?」「何を目的にやってるの?」と聞かれて、答えられず。

 

その後、通学合宿に参加していた青少年対策室室長(4日間ずっと参加)に聞いたら、「親元から離れ、子供の自律を促す」とのことでした。

 

しおりには、こう書かれていました。

(見させてもらいました)

 

通学合宿について(子ども向け説明):合宿生活は、親元から離れ、学年の違う仲間と協力しながら生活します。生活指導者としてボランティアの方が一緒に寝泊まりし、登下校や食事作りの手助けをします。市役所の職員も一緒に生活します。

 

趣旨(大人向け説明):子ども達が親元から離れて共同生活をしながら通学することにより、家庭の大切さを理解するとともに、年齢の異なる子ども同士のふれあいや、大人とのコミュニケーションの中から、人間関係を深めることにより、「生きる力」を育む。また、この体験を通じて、子ども達が自分の住む地域に誇りと愛着を持てるように、地域の大人達が連携することにより、地域づくりにもつなげていく。

 

この4日間、まさに↓こちらに書いてある通りでした。

 

ちなみに参加費は、1人3,000円で、食事代と保険代のみと思われる金額設定です。

もし対象校になりましたら、参加されてみてください。

 

最後になりますが、参加した子ども達、お疲れ様でした!

今回見させていただいて、どんな様子かよく分かりました。

また、3泊4日でサポートいただいた生活指導員の皆様、職員の皆様、公民館の皆様もありがとうございました。

食改さんも、美味しいごはんをありがとうございました!