こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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今日は、川口市議会、地域活力・市民生活向上特別委員会と、次世代支援・教育力向上特別委員会が開催されました。

そのうち、委員として出席した、次世代支援・教育力向上特別委員会について書きます。

 

報告事項が3件ありました。

  1. 川口市美術館建設基本計画の策定について
    1. 川口市美術館建設基本計画(案)
    2. パブリック・コメント結果
  2. 教育委員会定例会の開催状況について
    1. 第1回教育委員会定例会(2月4日開催)の内容
    2. 第2回教育委員会定例会(2月16日開催)の内容
    3. 第3回教育委員会定例会(3月4日開催)の内容
    4. 第4回教育委員会定例会(3月17日開催)の内容
    5. 第5回教育委員会定例会(4月1日開催)の内容
  3. いじめ問題の現状について
    1. 川口市いじめ問題調査委員会調査状況
    2. 損害賠償請求事件について

 

1. 川口市美術館建設基本計画の策定について

 

美術館のコンセプト:

  • 「市民が集い交流し、創造力や文化、歴史、産業を育む全く新しい文化芸術の創造・発信拠点」

美術館の3つのエリア

  1. アートエリア~美術館機能~
    • 展示は寄贈寄託作品を中心とし、市内・県内の作家や本市所縁の作品を市内外に広く発信する。
    • 本市の歴史、文化、寄贈作品が収集された時代等を作品と共に展示解説する。
  2. ものづくりエリア~産業とアートのコーディネート機能~
    • 川口の歴史あるものづくり産業とアーティスト等をマッチングする。
    • 産業とアーティスト等のコラボレーションによる製品開発、市産アート作品の販路開拓等、地域の活性化につながる新たな経済活動を創出する。
    • アーティストや産業の情報を収集し、データベースとして活用する。
  3. イベントエリア~新しい表現に対応した展示ホール~
    • 映像や空間そのものを表現とする新しいアート作品に対応する。
    • 展示がない期間は、コンベンション、パーティー等に活用する。
    • エンターテイメント性を持ったイベント等への貸出を行う。
私からは下記2点、質問したのですが……
 
Q1-1. (他の委員から)ランニングコストの質問も出たが、逆に、採算性からどんな美術館ができるか計算できないか。
 
A1-1. 入場料等で100%回収するのは難しい。
美術館の詳細が未定なため、今後検討。
 
Q1-2. 現存作品の展示だけでなく、これから生まれる未来の作品もあるはずで、それはアトリアの「育む事業(教育普及)」が担うのかもしれないが、例えば私は「世界のニナガワ」こと蜷川幸雄氏が川口の方と知った時は胸が震えたし、そういった見えないアートの育成、絵画や「ものづくり」はよく出てくるが、演劇等の形に残らないアートについても力を入れていただきたい。いかがお考えか。
 
Q1-2. 未来のアートの育成ということで、美術館とアトリアで役割分担をする。
 
特に、Q2.の質問が、何を言いたいのか不明過ぎる。汗
今思えば、「文化芸術の育成について」と「演劇等の形に残らないアートの展示について」と分割すれば良かったと、後悔。
 
答弁後に、「作るなら、「お荷物」と言われないような、「できて良かったね」と言われるような美術館にしてください」と要望しました。
 
他に「寄贈寄託作品を中心とし、市内・県内の作家や本市所縁の作品」を展示するとのことで、そんなに作品があるのか、それで継続性のある集客ができるのか質問しようとしていたのですが、それは先に榊原秀忠委員が質問してくださり、「現在200強の作品があり、今後も厳しい目で見て良い作品を収集する」との答弁でした。
 
あと、青山聖子委員が、「『アートエリアのコンセプト~川口の美~』の記述が、川口市がなぜ美術館を持つのかの訴求が弱く、『ただ収蔵庫が欲しいだけでは?』と感じてしまうので、川口市が美術館を持つ意味を納得できるよう書き直してほしい」と手厳しい質問をされて、「書き直すのは難しい」との答弁でした……
 

そして、関裕通委員が、「川口には保管に適した施設がなく、寄贈を受けたくても受けられず、他へ流れてしまう事例も実際にある。その辺りの経緯のご説明を」と質問され、「作品はあるだけでなく、後世に伝えなければならない。公が守らないと、作品がなくなってしまうことも。後世に残すのも、公の仕事」との答弁でした。

 

2. 教育委員会定例会の開催状況について

 

教育委員会の議事録は、全て川口市サイトにUPされます。

私が確認した5月17日は第4回までしかUPされておらず、その翌日に第6回まで追加UPされたことを見落とし、第5回の「令和2年度学校自己評価のまとめについて」について、気になり質問しました。

 

Q2-1. この事業は何か、その評価結果は。
 
Q2-1. 各学校の1年間の評価を、5領域4段階で外部評価するもので、結果はほとんどがA、Bだった。
 
Q2-2. 毎年だいたい同じ評価結果かと思われるが、令和2年度の特徴があれば、教えていただきたい。
 
Q2-2. コロナ禍で、地域との連携がうまくいかなかったという評価や反省を挙げられた学校が多かった。
 
Q2-3. その反省を受けて今年度の工夫等、どう意識されるのか。
 
Q2-3. それは各学校の校長が考えて取り組むと思われる。

 

3. いじめ問題の現状について

 

損害賠償請求事件の裁判で、「尋問内容はどんな内容だったか」という質問に「係争中のため答えられない」との答弁で、「市民の代表である議員に対し誠実に答えてほしい」との要望が複数の委員から上がりました。

 

また、いじめ対応教員への研修について質問が出て、「5月6、7日に研修を行った」という答弁でした。

 

また、私から、川口市いじめ問題調査委員会調査状況について、報告された学校の事案のうち1つについて詳細を質問したところ、その答弁から秘密会に移行しました。

(秘密会の内容は出席者以外には明かせません)

 

最後に、今年度の特別委員会の視察の中止が決定されました。

 

明日は、

があります、傍聴してきます。