装具を外した後の2ヶ月の間にも再断裂する可能性は大ありだから気をつけて、といわれました。単純に装具という防御力の欠如が理由と思っていたら、全然違う理由からでした。

 

 術後すぐは、腱板と骨をつないだ糸自体の強度があるからよいが、その糸は徐々に身体に吸収されていく。吸収される過程での糸は強度が落ちるし、元からある肩関節内の細胞が少なくなるから脆くなるんだよ、だから注意しないとね!とのこと。今度ばかりは、納得しましたー!こういう素人の私にも分かりやすい説明を聞くと、やっぱり主治医の先生について行きます!と覚悟を決めました。


「装具無しで痛かったら、装具のクッション部分だけでも付けると脇の間に空間ができて、腱板のために良いよ」先生から言われました。私は「でも、クッション部分って、かさばるんですよね。装具の腕吊り部分か、市販の三角巾で腕を吊るのはどうですか?」と聞きました。前肩気味なので姿勢を直したいのです。しかし意外にも「前肩がより強くなるから、やめておいた方が良い。腕吊りするくらいなら、ブラブラさせておいた方が良い」とのこと。


 私が痛みを感じず、腕をガンガン使いまくっていると思われているので(ほぼその通りです)、装具外しても慎重に行動してね、と主治医からもリハビリの先生からも言われます😅くれぐれも転んで前に手をついたら、ダメだと。もう一つ、閉まりかけのエレベーターの扉に両肩を挟まれると、あぶないからね!と、注意されました。私の再断裂妄想ギャラリーに新たな絵が追加されました。


 そして最後に、主治医からもいただきました、あのセリフ「装具は取っておいてくださいね!一度でも断裂した人は、また切れるケースが多いのですよ」それな、もう3人目。もしかして、この病院の皆さん、私に暗示にかけようとしてます?