腱板断裂の術後、私は順調だと思っているのですが、どこかに落とし穴があるんじゃないかと不安もあります。

 現在、週に1度、リハビリの先生が、私の腕を天井に向け上がる角度を大きな分度器みたいなもので測ります。まだ自力ではなく、先生が支えながらの挙上です。前々回「脱力してください」と言われた時が55度で、今週は77度でした。毎回少しでも、数値を上げたくなってしまうのですよね。でも、人形のように腕に部品が内蔵されていて、ある一定の角度で引っかかり、それ以上は上がりません。リハビリの先生も、私が耐えられるギリギリを攻めてくるので、痛いのを我慢してしまったようです。帰宅後、上腕二頭筋のあたりがチリチリと痛くなりました。この時ばかりは装具を正しく付けると安心できました。


 仕事ではPCのディスプレイが急におちたので、つい画面右下の電源に手を出そうとてして「イタ!」となりました。この「つい、うっかり」が怖いですね。

 自宅では「イタッ」と声をあげる度に、夫が心配して飛んできます。でも「何したの?右手使っただろ?」と私の不注意を責めるので、うっかり声もを出せません。私は「今からでも、少しずつ右手でできることはやり、慣らさないと」と言うと、夫は「未だ安静にする時期なのではないかと」言い合いになることもあります。私のことを思って言ってくれているので、反論もしにくいのですが、自分の腕のことは自分で決めたいです。


 リハビリの先生曰く、患側の手で乾杯しようとして再断裂してしまった人がいる、とのこと。きっと、その人はうれしくてグラスを上げ過ぎてしまったのでしょうね。気持ちはわかります🥴


 自宅の脱衣所を改造しました。ニトリで数年前に購入した木製ラックの中板を調整し、脚立に腰かけてシャワー前後に装具と衣服の着脱をしています。


 また不定期な更新に戻ります。装具が外れる、7月上旬頃ですかね?