璃乃SIDE













暗がりのなか、
こっそりと関係者入り口のドアを出た。


えーっと、…一列目の端っこは…。


すると、端から二番目の席の人が小さく手を振る。


璃乃「あっ!旬くん!」


旬「璃乃ちゃん、久しぶり。

そろそろ始まるんじゃない?」



そう言って、随分嬉しそう。


親友のソロだもんね。







……そういえば私、潤のソロだけ構成知らないんだけどな…。

本人に聞いても教えてくれないし、
リハーサルをやってるところも見たことがない。






そんなことを考えていると、

大歓声に包まれて

純白のタキシードを着た潤がステージに上がった。


…格好いいな…。


でも、なんでタキシード?






潤はステージの中央まで俯いて歩き、

おもむろに口を開いた。




潤「突然で、すいません。
ファンの皆さんに、どうしても直接、伝えたくて…。

…僕、松本潤は…、

嵐のマネージャーをしている女性と

…結婚…します。」












え………。

一瞬、何を言っているのか分からなかった。



少しして、
嬉しくて、嬉しくて、
泣きそうになって……


なんだか、これまでの軌跡が巡り巡って、


表現しがたい不思議な感情に襲われた。







でも、
すぐに現実に引き戻された。



さっきまでの大歓声は消え、

聞こえてきたのは、
悲鳴や泣き声だったから。


知ってしまったから。

私達の結婚は決して歓迎されるものではないんだって…。






続く★








次はついに潤のスピーチっ!д

君僕第二章最大の山場です!