旬SIDE







…今しか、なかった。








みゆと兄貴の関係は分かっていた。



いくら隠していても、兄弟ならすぐ分かる。






俺の方がずっと前から想ってたのに…。



俺の方がいつも傍に居たのに…。



生まれた時から、一緒なのに…。







そんな思いが込み上げ、

口から出た言葉は


“好き”



だった。






でも、返事は呆気なかった。






みゆ「はっ、は!?

な、何言ってんの?
アレだよね、兄弟として、いいヤツって思ってくれてるんだよね?」





旬「違うけど。」




みゆ「…?」





旬「お前が、兄貴を想うのと、おんなじ気持ち。

兄貴には、これだけは、負けたくないんだ…。」








続く★