潤SIDE
一同「お疲れ様でした~。」
Mステの収録が終わり、楽屋へ戻ろうとした時、廊下の角で璃乃と麻友が出合わせていた。
俺はそっと陰に身を隠した。
璃乃「麻友ちゃん!?」
麻友「…あなたが、璃乃ちゃん?」
璃乃「はっ、はい…。」
フッ(笑)、気まずそうな璃乃。
麻友「あ、やっぱり♪
この前はごめんね。
もう、未練は無いからさ、安心して?」
璃乃「あ、はい。」
麻友「でさ、友達になろっ!」
璃乃「えぇっ!」
麻友「だってさ、私達、同じ人を好きになったんだよ?
きっと気が合うよ♪
あ、あたしのコトは麻友で。」
潤「さっすが、麻友♪」
俺は通り掛かりを装って璃乃に聞こえるように麻友に耳打ちした。
璃乃「ちょっと、潤…。」
不安そうな顔で見てくる。
潤「大丈夫だって~。俺達はもう友達だもん。」
麻友「あ、潤、あたしね、彼氏出来たんだ~。」
潤「えっ!
やっぱ早いな~。
で?誰?」
麻友「…ニノ///」
潤「はっ!?ニノかよー。
嵐を一人一人食ってく気か(笑)
ま、麻友はかわいいから。
璃乃は俺ぐらいしか惚れる人いないからなぁ~(笑)」
璃乃「ちょっと~。」
璃乃は笑ってちょっと嬉しそうに、俺の肩をどついた。
俺達の笑い声を聞いてか、メンバーとAKB数人が集まってきた。
翔くん「なになに~、楽しそうにしちゃって~。」
前田さん「そうだよまゆゆ~。あ、浮気はダメだよ?」
潤「おいニノ、付き合ってるってマジ?」
ニノ「おう!黙っててゴメンね。こーんなかわいい子捨てられちゃかわいそうでしょ?」
麻友「ニノったら///」
相葉さん「fu~↑↑↑
じゃ、いっそのこと、ここにいるみんなで、パーっとご飯でもどうですか?」
潤「おっ、いいじゃん。行こ行こ♪」
そして…
一同「かんぱーい!」
みんなが笑っている。
事務所の垣根も
男女の垣根も越えて。
数ヶ月前、璃乃に逢うまで、こんな日が来るなんて、思っても見なかった。
璃乃と過ごした数ヶ月、いろんなことがあった。
いいことも、悪いことも。
でも、そのすべては何かのキッカケとなって、今日を繋いでいるんだ。
あの時、メアドを渡してなかったら
何万と居るファンの中から、璃乃を選んでなかったら
俺はどんな今日を迎えていたのかな…。
そんなこと、分からないけれど、
分かるのは、
璃乃を選んだのは、間違いじゃなかったってこと
今、こんなにも幸せだということ
そしてこの幸せは
なんだか、永遠に続きそうな気がすること。
俺は、隣に座っている璃乃に、小声で言った。
潤「…ありがとう。」
璃乃「ん?何が?」
潤「いや…、俺と、付き合ってくれて。」
璃乃「ふふっ。何、いきなり///。
でも、
あたしも、
ありがとう。」
そっと重なった手は
お互いを優しく包みこんだ………。
おわり★
大変長々とありがとうございました!
詳細はあとがきにて♪