和也SIDE














退院の準備をして家へ帰ると、もうお昼を過ぎていた。








さすがの俺も、普通を装うのは苦しかった。










“いくらもがいても、あとは時間の問題…”







そんなこと、蘭に言えるはずがない。








ソファーに座って
たわいもない会話をしてても
気まずい沈黙が流れる。










日は刻々と暮れて行った。













和也「……あっ、そうだ。


蘭に見せたいとっておきの場所があるんだよ。」







そう言って、星が出始めた空の中、
近くの少し大きな公園に
蘭を連れて行った。












続く★