蘭SIDE
その二日間、和也は本当にずっと傍に居てくれた。
まるで看護師さんみたいにいろんなことを手伝ってくれた。
そして、退院の日、三日目の朝。
私たちが出会って六日目の朝…………。
和也は、私の手を握りしめたまま、ベットに突っ伏して寝ていた。
少し開いた窓から、心地好い朝日と秋風がそそぐ。
寝返りをして見えた和也の顔が照らされる。
和也の幸せそうな顔を見ると、ものすごく心が落ち着く。
私たち、結婚するんだもんね…。
ずうっと、こんな顔、見れるんだよね…。
明日は、
ちゃんと、
来るんだよね……?
私は少し体を起こし、和也の髪をそっと撫でた。
和也「ん?…んんっ、おはよう。」
蘭「あっ、ごめん、起こしちゃった?」
和也「ううん、大丈夫。
あ、今日退院だって!
おめでとう。
入院したから、ずいぶん良くなったみたいだよ。
よかったね~♪」
和也は、退院を祝ってくれた。
最後に、すごく優しい“うそ”まで付けてくれて…。
続く★