和也SIDE






次の日、朝一番に婚姻届を取りに行き、


家に帰って二人でそれを見つめていた。











和也「んじゃ、俺名前書くわ。」




ゆっくり、一文字一文字書いていく。





蘭「あたしも書くっ。」




ペンを取ろうとするその手を俺は制した。



蘭「?」




和也「…それはさ、七日目に書こうよ。」




蘭「…でも、あたし…。」



蘭は初めて俺に
凄く不安そうな顔を見せた。

本当はすっごく辛かったんだよね…。

そんなの当たり前だ。

俺だって、蘭と同じ状況だったら、自分の気持ちに押し潰されてしまうかもしれない。


でも…すっごく嬉しかった。
ほんとの気持ちを見せてくれて。








俺は蘭を包みこむ。






和也「…信じなきゃいいんだよ。

余命なんて。」


蘭「えっ??」


和也「俺なら医者の言うことなんて絶対信じねぇけどね。

だから…、これから俺たちはずっと一緒で、
七日後がたまたま大安だから、入籍するってだけ。


な?


医者じゃなくて、
俺を信じて…。」




蘭「…和也を……信じる……。」



俺は微笑んで頷いた。



蘭の顔に笑顔が戻った。



和也「約束だよ?」





蘭「うんっ!」













『希望』なんてものは
信じないと生まれない。
望まないと生まれない。
悪く言えば現実逃避。
でも、見たくない現実は
見なきゃいい。
それで生まれる『希望』が『奇跡』に変わるかもしれないから。
だから…、俺は信じるよ。最後まで、最期まで、キミのことを…。




続く★






かっこつけてみました(笑)

歌詞みたいだねあせる