OGK KABUTO 新城幸也 応援ブログ -59ページ目

5位!

第2ステージのスタート、モナコには、F1レーサーの佐藤琢磨さんが住んでいます。その彼が新城選手の応援に来てくれました! 第1ステージで佐藤さんに話しかけられ、逆にびっくりしたという新城選手、今日はにこやかにステージレースの走り方などについて話していました。
そして! 新城選手は5位でブリニョールにフィニッシュ! すごい! 「サンク!」(5位)と叫びながら入ってきた新城選手は、「おめでとう」の言葉に「5位はおめでとうなんですかねぇ?」なんていいながら、「序盤には逃げを試みたのですが、最初の山の下りで行った逃げが決まってしまい、スプリント狙いになりました。位置取りは15番手くらいだったので、がまんして最後にかけました」とのこと。当然ながらグランツールの日本人最高位! この先も楽しみです!

ついにモナコをスタート

OGK KABUTO ツール・ド・フランス2009応援ブログ-第2ステージ

ツール・ド・フランス 第1ステージ ダイジェスト

ツール・ド・フランス第1ステージ
元TT世界王者のカンチェラーラが優勝。注目の新城幸也は127位

2009年7月4日(土)、ツール・ド・フランスがモナコでスタートを切った!初日の第1ステージはテクニカルな15.5kmのコースで行なわれ、ファビアン・カンチェラーラ(スイス、サクソバンク)が優勝。新城幸也(Bboxブイグテレコム)は2分07秒遅れのステージ127位で初日を終えている。

ツールが今年で開催96回目のツール・ド・フランスが、グランデパール(スタート地点)に選んだのはコートダジュールのモナコ公国。初日の第1ステージは、山と海に囲まれたこの小国を駆け巡る15.5kmの個人タイムトライアルだ。

上りと下り、そしてテクニカルなコーナーが組み合わさったこのコースで、下馬評通りトップタイムをマークしたのはファビアン・カンチェラーラ(スイス、サクソバンク)。総合優勝候補のアルベルト・コンタドール(スペイン、アスタナ)を18秒上回るタイムで、このスイスのTTスペシャリストが自身4度目のステージ優勝、3度目のマイヨジョーヌ獲得を決めた。世界中から注目を集めるランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)は、3年間のブランクを感じさせない走りでステージ10位に入っている。

Bboxブイグテレコム勢は、カンチェラーラから1分12秒遅れの26位でフィニッシュしたローラン・ルフェーヴル(フランス)が最高位。今年でツール出場10回目を数えるルフェーブルは、1994年のロード世界選手権U19タイムトライアルで3位、ロードレースで2位に入ったベテランスピードマンだ。

注目の新城幸也は、会場の「ユキヤ~アラシロ~」というアナウンスとともに笑顔でスタート。106番目でモナコのコースに繰り出したユキヤは、チーム内7位の成績にあたる127位のタイムでゴールした。これはエースのトマ・ヴォクレール(フランス)を上回るタイム。国際映像を撮影する中継バイクがユキヤにつきっきりで並走するなど、地元フランスの注目度の高さも感じさせた。

Bboxブイグテレコムのチームマネージャーを務めるジャンルネ・ベルノドー氏は「開幕前は緊迫感があったが、無事に開幕して安心している」とチームウェブサイトの中でコメント。ドミニク・アルヌー監督は「明日は開始直後からトゥルビー峠が始まるので、序盤からハイペースになるだろう。チームは山岳ポイント獲得も視野に入れて走る。とにかくツールの序盤ステージはいつもナーバスで、落車の危険性が高いから注意しないといけない」と語っている。昨年のツールではヴォクレールが初日から逃げ、赤玉カラーのマイヨ・ア・ポワ・ルージュ(山岳賞ジャージ)を5日間着用した。

TEXT: Kei Tsuji