私がどん底人生爆走中に
命の期限を言い渡された従姉妹


そんな従姉妹が

つい先日、
亡くなった



2年前……
私がどん底人のスタートをきりはじて

しばらくだった頃


従姉妹の姉に告げられた


妹はガンを患った
余命は2年くらい……

手術では取り切れない……



従姉妹は姉妹で看護師をしていました
姉の方は結婚前に看護師の仕事は一切辞め、
妹は看護師1本で生きてきた


結婚して、2度の出産
育児との両立の大変さを乗り越え
両親の病を休職しながら看取り


ひと段落ついた頃……


病のお鉢は自分に回ってきた……



看護師をしていれば、
進行具合、自分の余命など
嫌でも分かる


病気が発覚してからは
それまで以上に
自分の身体のことが……
身体の内側で起きていることが
どんな事なのか……


そしてそれがこの先
自分にどんな影響を与えることなのか
手に取るように分かってるはずです




従姉妹の姉から
報告を受けてから
しばらくして
わざわざ自宅まで
会いに来てくれた


思わず抱きしめて
2人で泣いた


なぜ?なぜ?
なぜ彼女が……


45歳をすぎてばかりの彼女は
まだ、順番が来る歳ではない



命に対していつも思うことは


人の寿命は決まっている
どんな亡くなり方でも、
亡くなるという事は、
その人はその人の人生を全うした


だから、魂と身体は離れる


私はそう頭では思っています


でも、突然突きつけられた
別れ
命の期限


命の期限まで、
カウントダウンをしながら
過ごす毎日



そんな簡単に割り切れるはずなんかない


当人の思いは計り知れない


彼女は本当に人生を全うしたの?
まだ中学生と高校生の子供がいるよ
まだ、やりたかったこと
したかったこと、行きたかったこと
沢山あるはず…………



なのに、本当に彼女は人生を全うしたの?
だから、命の終わりが近づいているの?


どうして私なの?
私なんか悪いことしたのかな?


彼女が私の母に呟いや言葉が
頭から離れなかった


感情は絡まりあって
どんどん複雑に


でも、最後の別れをした時
病気の宣告を受けてからの
彼女の生き様を聞いた


亡くなる直前まで、
彼女は、自分の信念を曲げなかった
家族のため、子供のため
身を削り命を削り
残された数分ですら


それをやめなかった


彼女は間違いなく
人生を全うした
全てを受け止めようと
必死でもがき苦しみ
自問自答し


それでも残された時間を
どう、残していく家族のために
使えるのか、何ができるのか……


命をかけて彼女は生きた


頑張りすぎず、
少し人に頼れば、
休めば……
もしかしたら、
彼女はまだ
この世にいたかもしれない


それでも彼女は、家族の傍から
離れる選択を1度もしなかった


そんな彼女を
私は心から誇りに思う


余命宣告を受け
怖くて、不安で、
寂しくて、悔しくて

沢山泣いたはず


それでも、
家族のために生きた彼女に
心の底から


ホントによく頑張ったね!
お疲れ様でした!
かっこよかったよ(>ᴗ<)
と伝えたい


ありがとう
また会おうね!
大好きだよ……