ぼくらが旅に出る理由 | 磯の香りの血液

ぼくらが旅に出る理由

26歳になってしまったって事で。
何か新しい事を始めようと思い、僕が今まで何をしてこなかったかと言うと
それは読書であり、小学校の時とかの読書感想文なんて全部でっちあげあった。
学校の授業で使った国語の教科書に載ってる話なんて全然覚えちゃいない。
そんなんじゃダメだと思って急に思い立った読書。
どこまで続くか分からないけれども、できる所までやっていこう。

そんなわけで1冊目。CDのレビューは記事のタイトルにナンバリングしてるけど本はしないでいこうと思う。

山下卓 - ぼくらが旅に出る理由

磯の香りの血液



帯に宮澤佐江がコメントをしているという理由だけで買って
1年くらい放置していたもの。

読書をあまりしないのだけれど、ラノベはちょっと読んでいたわけで
この本は割とラノベ寄りの書き方で読みやすかった。
と思ったら元々ラノベ書いてた人なのねこの人。
他の作品の外伝に位置するものらしい。
もちろんこの作品から入った人でも普通に読める。

内容を大きなネタばれの内容に書くとすると
主人公は中学2年生の男の子。
夏休みに突然思いついて大島行きのフェリーに乗ってしまう事から始まる。
乗った理由は去年、姉と行く約束だったから。「だった」っていう過去形なんだよね。
そのフェリー内でとある女の子とこれはもう酷い出会いをする。
その出会った女の子の家にしばらくの間泊まることになって
これがまた羨ましい展開で、その家には4姉妹で住んでいて
その地域では美人姉妹と言われるくらいのもので
こんな羨ましい生活をただ見させられるだけのものかと思ってた。
でも話が進むにつれて家庭事情など色々な問題が出てきて
もうこの表紙からは想像できないくらいグチャグチャしてる。
そこで主人公は子どもだけど、子どもなりのやりかたで不器用ながらも解決していくって話。

人が死んで悲しいって話はあまり好きではないんだけど
この話はその悲しい気持ちの次にあるものって感じかな。
グチャグチャしている所以外はほんと爽やかすぎるほど爽やかで
夏に読むのにはほんとに良い作品だと思った。

ハードカバーだから読むのにちょっと気合がいるね。