フジフイルム 新製品X-S20とXF8mmF3.5 R WR | □■□■ おぎさく スタッフブログ ■□■□

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間もなく梅雨明けとなりそうですが、連日真夏のような暑さが続いています。

すでにバテ気味になりそうな毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

今回は、6月28日(水)発売のフジフイルム新製品『X-S20』と『XF8mmF3.5 R WR 』のご紹介です。
短い時間ですが、少し使わせて頂く機会がありましたので、早速使ってみました。

 

先ずはX-S10の後継機種にあたる『X-S20』。

前期種X-S10との主な違いを見ると、画像処理エンジン「X-Processor4」⇒「X-Processor5」、
ボディ内手ブレ補正は5軸・最大6.0段⇒最大7.0段、さらにAuto被写体検出機能、ディープラーニング技術を用いて開発された被写体検出AF搭載、(動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローンに対応)など、新技術がギュッと詰め込まれ、より使いやすく進化しています。

 

続いて『XF8mmF3.5 R WR 』。

XFレンズでは、最広角となります。

これまでもっとも広角といえば、ズームレンズなら『XF10-24mmF4 R OIS WR』、単焦点では『XF14mmF2.8 R』でしたが、さらに広い8mm(35mm換算12mm相当)。
 

さっそく梅雨の合間の真夏日和、夏らしさを求めて撮影してきました。X-S20ボディとキットレンズのXC15-45mm、そしてXF8mmです。全てバッグにぽんと放り込んで気軽に持ち運びができるコンパクトサイズです。



キットレンズのXC15-45mmはPZズーム採用で非常に軽量コンパクトな標準ズームレンズ。

前機種X-S10ではXF18-55mmが標準キットでしたが、X-S20ではPZズームになったことで静止画だけでなく動画撮影での使いやすさも考えられたキットになりました。

PZズームは使い慣れていないと多少戸惑いも感じますが、ボディサイズとのバランスはピッタリです。

 

午後1:00、夏です。暑い…!

 

 

操作性はシンプル、初心者から上級者まで、Xシリーズで最も使いやすい印象です。バッテリーは上位機種で使わてれいる大容量バッテリーNP-W235。バッテリー切れを気にせずに撮影ができるのも使い勝手の良さにつながります。

 

少しだけ涼を感じられた瞬間。

 

パシャパシャと連続で撮影していると、あまりの暑さにシャッターが切れなくなる現象が2回ほど発生。
炎天下にカメラを肩に掛けっぱなしだった事も影響しているかもしれません。
今回のようにのんびり撮り歩く程度の場合はさほど気になりませんでしたが、動画撮影で長時間にわたり撮影する場合などに備え、別売りの冷却ファン FAN-001が使えるのは安心です。

 

直射日光を避け、生い茂る木の下へ。レンズは『XF8mmF3.5 R WR 』に交換。

 

 

使うシーンが限られる印象の超広角レンズですが、約215gのコンパクトさ。とにかく小さくて軽いです。このサイズなら持ち歩きも苦になりません。また、62mmフィルターが装着できるのも嬉しいポイントです。最短撮影距離は0.18m、グッと近づいての撮影も可能です。
 

通常撮影では選択肢に入り辛い画角ではありますが、その反面いつもと違う独特の世界が体験できます。

 

 

ダイナミックな風景を切り取れる広角レンズは気持ちいいですね~。

 



 

近づいて小さな倉庫を撮ってみたところ、想像以上に歪みが少ないことに驚きました。

 

 

今回は限られた時間内で使用だったため、存分に撮影するには少し物足りなさが残ってしまいましたが、

『X-S20』、『XF8mmF3.5 R WR 』とも、小型軽量でありながら、機能、描写とも満足感はとても高かったです。

旅行やイベントなどの多いこの季節、活動の負担にならない軽快さで存分に活躍してくれそうです。

 

 

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