いつも荻窪カメラのさくらやをご利用いただきありがとうございます。
今回は 3月4日(土)に開催しました
『OM SYSTEM OM-1で撮る!野鳥撮影会&セミナーin水元公園』の様子をレポートします!
数年ぶりの水元公園での撮影会。
この日は快晴。風も強くなく、穏やかな天候に恵まれました。
講師は 菅原貴徳 先生!
野鳥との距離感を大切にしながら、鳥たちにこちらを意識させずに自然な姿を撮られる、野鳥撮影のプロフェッショナルです。
前回の水元公園撮影会でも大変お世話になりました。
貸し出しカメラは「OM-1」、レンズは「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」など。
※台数に限りがあるため、交代でお使い頂くかたちとなりました。
野鳥向きではないものの、新製品の「M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO」も若干数用意がありましたが、
お試しいただけた、かな・・・?
始めに野鳥撮影セミナー、その後に撮影となります。
セミナーでは予め野鳥撮影向けの設定を済ませたOM-1とレンズを希望者に貸し出し、
撮影の設定方法を始め、鳥へのアプローチ方法や野鳥に向き合うにあたっての「心構え」をしっかりと教えてもらいました。
今回は生き物が相手の撮影。特にこの「心構え」が大変重要です。
野鳥撮影の第一線で活躍されている菅原先生の撮影スタンスをじっくり伺えました。
さて、お弁当でエネルギーチャージを済ませ、午後からはいよいよ撮影です。
大人数で歩き回ると鳥が警戒してしまうリスクもある為、
2班に分かれ、菅原先生には交代で各班を担当して頂きました。
今回、双眼鏡も貸し出ししています。
オリンパスのダハプリズム式「8x42 PRO」。
この双眼鏡が、とてもクリアな視界で素晴らしい。
菅原先生も仰っていましたが、これでただひたすら野鳥の仕草を眺めているだけでも楽しいです。
よく見ると、先生のレンズには可愛いステッカーが!
ダイサギ
カワウ
鳥認識AFが大変優秀です。
フレーム内に野鳥が入れば、すぐさまAF枠が野鳥の瞳を捉えてくれます。
OM-1ボディには、飛んでいる鳥/止まっている鳥/飛び立つ瞬間の鳥など、各シーンに合わせた設定をカスタムダイヤル(C1~C4)に登録してあります。
素早い鳥に合わせて、パパっと撮影設定を切り替えられるこのダイヤル使いがとても便利ですね。
「右から、ダイサギ、アオサギ、コサギです。」
「カラスが鳴いていますね。巣があるので離れましょう。」
菅原先生はフィールドの全方位にアンテナを張られているようで、撮影中に目の前に現れた鳥以外にも、
微かに聞こえた鳴き声や野鳥の影を瞬時に見つけては散策中にきめ細かくお話ししてくれます。
近くでそれを聞いているのも、自分の感覚が広がるように思えて新鮮です。
ツグミ
アオジ
シメ
水面の方に気を取られていると、後ろの芝生側に小鳥が来ていたり。
フレーム内のこんな小さな鳥にも鳥認識AFが効いてくれます。
菅原先生曰く、「向こうで鳥たちが警戒して騒いでいるから、ふと上を見るとノスリが飛んでいましたね。」
なんてエピソードも。
鳥たちの落ち着いた様子を観察しておくと、警戒している時に遭遇したときも気が付くことができるので、そんな時に上を見上げると、時にはオオタカがいた!なんていうこともあるようです。
そんな野鳥たちの異変が察知できるようになるためにも、
普段の仕草を双眼鏡で観察しておくことが野鳥撮影にはとても重要なんですね。
ヒヨドリ
ミツバチをパクリ!
ヒヨドリは別の場所でも虫を空中キャッチしていました。
捕捉の難しいこんなシーンも、何気なく撮れてしまったことに驚いています。
OM-1の鳥認識、すごい。
ツグミ
ジョウビタキ
セグロセキレイ
会場に戻り、終盤は講評会です。「我こそは!」という講評希望の方に、撮りたての作品を提出して頂きました
「カメラのお陰でたまたま良い瞬間が撮れちゃいました!」という参加者の方もいらっしゃいましたが、
たまたまと言うには構図力もある素晴らしい作品が多かったように思います。
短い時間でしたが、野鳥撮影の極意に迫る充実の撮影会でした。
足腰の疲労感もたっぷり
ご参加頂いた方、菅原先生、及びOM SYSTEM関係者の方々、
この度は誠にありがとうございました!
OM-1の大幅に進化した鳥認識AFとプロキャプチャーモードで、今までより各段に野鳥撮影がしやすくなったと思います。
また、画面内に捕捉できる性能が上がったおかげで、それ以外の、鳥の観察だったり構図に注力できるのは大きなアドバンテージだと思います。
(※その辺りの機能について、詳しくはこちらの記事でご紹介しています。)
https://ameblo.jp/ogisaku-staff/entry-12727513403.html
ぜひ今回使用したOM-1を手に、楽しくも奥深い野鳥撮影の世界へ足を踏み入れていただければと思います。
次回の撮影会もお楽しみにー!
野鳥撮影におススメ!野鳥撮影会 貸出しカメラ
■OM SYSTEM OM-1
野鳥撮影におススメ!野鳥撮影会 貸出しレンズ
■オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
■オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
■OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
■オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 1.4x テレコンバーター MC-14
■オリンパスM.ZUIKO DIGITAL 2xテレコンMC-20