オリンパス OM-D E-M1X　上越線 D51498編

いつも荻窪カメラのさくらやをご利用いただきありがとうございます。

全般検査で工場入りしていたD51498号機が出場、上越線で実施された試運転列車を撮影して参りました。

渋川-敷島

早朝に東京を出発、関越自動車道渋川伊香保インターに9時前に到着しました。

SL列車にはまだ時間があるのと、久々の鉄道撮影なので貨物列車でウォーミングアップです。

機関車が牽引する列車はワクワクしますよね。

■OM-D E-M1X + M.ZD ED12-100mm F4 PRO★ 　1/1600秒　F5.6　ISO 200

インテリジェント被写体認識AF「鉄道」

八木原-渋川

上越線の主211系、115系亡き後、伝統の湘南色の帯を巻く近郊型電車の代表格です。

■OM-D E-M1X + M.ZD ED40-150mm F2.8 PRO★ 　1/500秒　F5.6　ISO 200

インテリジェント被写体認識AF「鉄道」

八木原-渋川

いよいよD51498登場　12系客車5両牽引と聞いておりましたが、オヤ12+EF641053を従えて試運転らしい編成でやって来ました。

D51498を撮影するのは6年ぶり…副灯を取り付けた姿を初めて生で見ました。ヘッドマークを装着していないので昭和にタイムスリップしたみたいです。やはり国鉄の大型蒸気は貫禄がありますね。

■OM-D E-M1X + M.ZD ED40-150mm F2.8 PRO★ 　1/400秒　F5.6　ISO 200

インテリジェント被写体認識AF「鉄道」

敷島-渋川

次は渋川駅長時間停車の間に先回りして、先程貨物列車を撮影した第一利根川橋梁の上流側で狙います。逆光なのでシルエットになりますが、なかなか見られない試運転編成がのんびり走る姿は喉かで良いですね。

■OM-D E-M1X + M.ZD ED40-150mm F2.8 PRO★ 　1/2500秒　F5.6　ISO 200

カスタムAFターゲットモード横9点

上牧-水上

下り列車の最後は有名撮影地の諏訪峡へ　終点の水上駅に向けて最後のダッシュをするD51は本気の走りです。道床にわずかに残った雪が早春を感じさせますね。

■OM-D E-M1X + M.ZD ED12-100mm F4 PRO★ 　1/800秒　F4.5　ISO 200

インテリジェント被写体認識AF「鉄道」

上牧-後閑

上り列車は光線は良いのですが、上越線は水上から高崎に向けて下り勾配なので煙は期待できません。

そこでこの日現地でお会いした鉄友の〇〇様にに教えて頂いたトンネル飛び出しを狙うことにしました。

35mm換算600ミリで顔のドアップ！迫力ある写真がGET出来て大満足です♪

このカットのみE-M1markⅢを使用しています。機関車がドアップのフレーミングなのでインテリジェント被写体認識AFを使用しなくても余裕でバシバシ合焦します。

■OM-D E-M1markⅢ + M.ZD ED300mm F4　PRO★ 　1/800秒　F4.0　ISO 200

AFターゲットモード「グループ9点」

上牧-後閑

同じ場所から200ミリ相当で撮影。

■OM-D E-M1X + M.ZD ED40-150mm F2.8 PRO★ 　1/1000秒　F4.0　ISO 200

インテリジェント被写体認識AF「鉄道」

渋川-八木原

この場所は住宅地の中の小さな田んぼの脇、架線柱と住宅が写らないようギリギリのフレーミングです。

青空が綺麗だったので広めに入れてみました。バッグの雪山は子持山かな？

■OM-D E-M1X + M.ZD ED12-100mm F4 PRO★ 　1/2500秒　F4.5　ISO 200

カスタムAFターゲットモード横9点

まとめ

小型軽量が売り物のオリンパス製品の中でE-M1Xは若干　大きく重いので「失敗作」と酷評する有名写真家の大先生もいらっしゃいますが、これが使ってみるとそうでもないんですよね！特に鉄道写真の標準ズームと言っても過言ではないM.ZD ED40-150mm F2.8 PROとの組み合わせはバランスも良くベストマッチ,撮影中に重いと感じたことはありません。さらに鉄道撮影ならインテリジェント被写体認識AF「鉄道」を使えば無敵の最強カメラです。　AFの基本性能が高いのでインテリジェント被写体認識AFは必要ないというご意見があり、私も同意致しますが、この機能を一度使ってしまうとあまりにも便利なので手放せなくなるのも事実です。

という事で最新人気モデルE-M1markⅢより大きく重く高価ですが、使用している方の満足度は非常に高いカメラです。

メインの被写体が「鉄道」「飛行機」「モータースポーツ」なら是非とも！もちろんプロ仕様なのでボデイの剛性も高くあらゆる被写体に対応できるオールラウンダーです。

「インテリジェント被写体認識AF」はファームウェアアップデートでさらに多くの被写体を追加する計画があるという事ですのでそこにも期待したいですね。

この春新発売　大ヒット中のE-M1 Mark IIIとの比較は下記リンク先をご覧ください。

https://digital-faq.olympus.co.jp/faq/public/app/servlet/qadoc?QID=006899

おまけ

渋川　大正橋脇のセブンイレブンさんで何気なく買った、もっちりぷるるん「黒糖わらび」98円（税別）これが思いのほかおいしかったです。